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海外レース 知っておくといいかも系

 

知ってるよ、と言われちゃうかもだけど。。。

 

知っていたら色々(時間やお金の面で)いいかも、というお話をいくつか。

例えば・・・、

現地空港に到着→入国審査→レンタカーオフィス→借り出して出発!

までの時間、下手するとこれだけで4時間!とかってことありますよね。

で、知っていると、というより知らないとマジで4時間かかるよ、って話から。

 

まず、時短や節約にはつながらないけど、うっかりするとかなり焦ることから。。。

北米(もちろんハワイもね)は入国にESTAが必要。

だから出発前に日本でウェブでESTA申請していざ出発!という流れを踏んでいますよね。

(ESTAは紙として発行されるものではなくパスポートのデータに保存されます)

 

【以下について加筆です。ESTAは1年ではなく2年有効です】

まずESTAの盲点から。

ESTAの有効期限は1年間。

「去年の12月にホノルル行ったときにESTA申請したから大丈夫」

と今年3月のLAマラソンに向けて出発したら成田で

「あなたESTAないよ」

と言われ大慌て。

「有効期限は1年で間違いないから今年の12月までは大丈夫のはず!」

と言い張ってもダメなものはダメ。

12月にESTA申請してからこれまでの間、もしかしたらパスポートが切れて更新していない?

結婚して姓変わってない?

その他パスポート番号を含むどんなことでも記載事項が更新、変更された場合、ESTAはその時点で失効です。

 

たまにいるそうです。

自信満々に空港に現れ、チェックイン・・・、のはずがESTA切れ。

はい、それ先月の俺(笑)。

 

幸い空港で食事をしてから出発する予定だったので時間は充分、お陰でその場でESTA申請ページにアクセス、20分ほどピコピコやって無事完了。

ちょっと焦りましたけど。

で、少しそれるけど普通に米国大使館のESTA申請ページ

でサインできればいいのだけど、本物そっくりの仲介サイトが複数存在するので要注意ね。

大使館のページだと確か14ドル?とかだけど仲介サイトだと仲介手数料を上乗せだれて法外(?)な料金を請求されちゃうよ。

 

さて、パスポートと言えば・・・、

例えばアメリカの場合、滞在期間がカバーできる有効期限があればOKなのだけど。。。

アメリカの入国審査の列、マジで2時間待ちとか当たり前。

それを解消するために導入されたのがAPCという自動入国審査機?とでも言えばいいのかな?銀行のATMみたいな機械。

これ↓ね。

 

もう2時間、3時間並ばなくてもこれで5分でOK!

やったぜ!長時間覚悟してたのに!

なのだけど、これってパスポートの有効期限が6ヶ月以上残っている人だけが使える機械。

それを知らないで「パスポートの残存期間は滞在期間分あるし〜」と操作していると・・・、

「アウト!なぜならあなたのパスポート残存期間は6ヶ月未満だからね」

という表示。

「マジで?6ヶ月ないと入国できないの?この旅はいったい・・・、レースむり?」

普通、相当慌てます。

が、大丈夫。

滞在期間をカバーしていれば入国自体はOK。

でも、6ヶ月ないとこの楽チン機械ではなく2時間、3時間当たり前の長蛇の列の先で入国審査官による手動の審査しか受けられないのです。

 

つまり、5人でレースに行きました。

4人は15分で入国完了→空港の外へ。

でも自分だけ6ヶ月未満のパスポートだったから2時間半もかかり、4人に大きな迷惑をかけてしまう、というこれ、よくある話です。

4月、レースでアメリカに5人で乗り込んだ俺、これやっちゃいました。

みんな待たせてマジごめんね。

ということでまだ6ヶ月以上残ってるから、とかケチなこと言わずに北米に入国の際はさっさとパスポートを更新してからね。

そのときは上でも書いたけどESTAも同時によろしく。

 

やっと空港の外に出ました。

海外のレース、何万人規模のフルマラソンなら別だけど大抵が空港から何10km、何100km離れた田舎で開催されること多々。

それがウルトラやトレイルとなると尚更。

ゆえレンタカー利用が当たり前になりつつあるのだけど、次、レンタカーについて。

 

海外で運転するには国際免許が必要ですよね。

これ↓

国際免許の盲点・・・、

これ、運転免許のように「運転していいよ」と証明してくれるものではなく、

日本語の運転免許を英語に訳した「この英訳は日本語の免許の記載内容と相違ないよ」と証明してくれるだけのもの。

つまり国際運転免許証というよりは日本の運転免許証の翻訳証といった方が正しいかも。

それが証拠に、現地では国際免許だけでは運転もできないし、レンタカーも借りれません。

ちゃんと日本語版(つまり日本の運転免許証)も持ってないとね。

 

というわけで、それだけのために会社を休んで2350円を払って発行しなきゃならないのです。

しかも有効期限はわずか1年。運転免許は3年か5年なのにですよ。

運転免許が3年か5年なら基本、記載内容が変わらないなら国際免許(の翻訳証)も3年か5年でよくないか?

毎年行かなきゃならないのってなんでだ?

 

そこで便利なのが・・・、

レンタカー大手のハーツがやっているサービス。

ハーツ運転免許翻訳フォーム

もちろん無料。

これに必要事項を打ち込めば国際免許と同じモノ。

信じられる?タダだよ、タダ!

しかもウェブで10分で終わっちゃう。

俺?もちろん試験場で国際免許を発行してもらったりしない。。

これ↓ね。これで充分。

(国によっては通用されない場合もあるので要事前確認ね)

さて、国際免許もプリントアウト(実際はスマホに保存)したし、空港を出たらレンタカーオフィスへ。

空港からレンタカーオフィスへは空港ターミナル内をグルグル回っている連絡バスに乗れば勝手に連れて行ってくれます。

空港によって違いがあるけど、連絡バスに乗らず徒歩で行けるところから15分ほど乗らなきゃならないところまでそれぞれ。

 

いずれにしても時差ぼけ&寝不足ふらふら状態でツラいのが次の関門。

レンタカーオフィスで延々並ぶこと。

下手したらキーをもらってクルマに乗り込むまで1時間なんてことも。

で、ここからは個人的な作戦なのだけど、これもやはりハーツレンタカーに頼りきるワケ。

(ハーツからは1円ももらってないからね)

ハーツには「ゴールドなんちゃら」という優遇会員制度があって・・、

もちろん無料。なんの資格も必要なくクリックしていけばいいだけ。

そのゴールドなんちゃらなんだけど、安くなるし、ガソリン満タンで返さなくていいし、と色々利点はあるのだけどそんなことは置いといてとにかく時短がスゴい。

連絡バスに乗る→連絡バスを降りる→電光掲示板を見る→自分の名前を見つける

そうすると自分の名前の隣に駐車位置が例えば『F−35』と書かれていて、そのままFエリアに向かって35番と書かれたブースに停まっているクルマに乗り込んで出発!

レンタカーオフィス並ばないでいいの?

うん、いいの。

スタッフとも会わずにクルマに乗ってエンジンかけて勝手に出発。

いいでしょ?

 

そこから先?

左ハンドル&右側通行に気をつけていってらっしゃいな!

レース頑張ってね♪

 

 

 

【 追記 】

レンタカーを返すときってメーターチェックや傷チェックをスタッフがするでしょ?

それもなし。勝手に返却エリアに乗り捨ててレンタカーオフィスにも寄らず、連絡バスに出発ロビーまで乗せて行ってもらえば無事終了。