MY STAR 仮店舗はこちら
<< 「ノブミ、お前ヒコーキ買ったんだって?」 | main | 純度 >>

レースはトレース



昨日は神戸、さいたま、金沢と大きなフルマラソンがありましたね。

そんな中、あらためて「レースはトレース」だなぁと思った事例が1件。
それを紹介してみます。

3年ほど前からTGRという女性のRUNチームを指導しています。
指導とはいっても、月に一度の公式練習会に立ち会ったり、簡単な練習メニューを組んだり、と口先だけのとても指導と言えるほどのものはないんですけどね。。。

そのTGRのメンバーが昨日の金沢マラソンで初マラソンサブ4のゴールをしました。
やっぱり「レースはトレース」と再認識した次第です。

1・レースまでの鍛錬期
2・レース中のペース
3・レース中の補給

これらを事前に目標から逆算し「計画」として作っておきます。
そのように、「鍛錬期開始日からレース当日のゴールまでに見えない1本のライン」を描いて、それをトレース。

言葉にするとそんな感じです。

今回のチャレンジャー、梅本静香さんというモデルさんがその人。
今年の4月からTGRの第4期生として走り始めました。
雑誌やテレビ、ラジオの仕事をしているタレントさんもフルマラソン4時間、5時間は当たり前の時代です。
だから梅本さんの金沢マラソンの目標はデビュー to サブ4 

先に結果いきましょう。

3h58'48"(ネット3h57'35")達成。


このサブ4という目標から逆算し「計画」。。。

では1〜3のトレースを振り返ります。


1・レースまでの鍛錬期

9月:月間走行距離87km 
10月:月間走行距離125km

「少ない!」と思われるかもですが、例えば毎週土曜は深夜の生放送が朝4時頃まであったり、と極めて多忙。
ゆえ、この距離でも予定通りのトレース。
ポイント練習はというと・・・、

岩本の場合はこれがベースなので「15kmビルドアップ」と「峠走」がメインの柱。
10月14、21、28日に水曜の皇居で15kmビルドアップを敢行。

15kmビルドアップはサブ4が目標ですから、
 0〜5km  28’00”
 5〜10km  27’00”
10〜15km  25’30”
これが出来ればかなり近づきます。

結果、2回クリア。

そして10月24日に足柄峠の峠走25km。
ビルドアップがクリア出来ればこの峠走をすることで一気に目標に近づきます。
本当はもう一回峠走をしたかったのだけど、どうしてもスケジュール的にムリでした。
でも予定通りここもトレース成功。
この辺りの「予定はこなす」は物理的な多忙さよりも、レースに賭ける想い次第かもしれません(もちろんファンランやステップレースの場合は別)。


2・レース中のペース

計画としては・・・、
〜5km 29’00”
〜10km 28’30”
〜15km 28’30”
〜20km 28’30”
あとはとにかく頑張る。
前半突っ込まない。
1のトレースが出来ているわけだからここでトレースせずに突っ込んだらもったいない。

結果として、
5km 29’26”
10km 28’19”
15km 27’29”
20km 27’39”
25km 28’53”
30km 28’17”
35km 27’17”
40km 27’35”
ゴール 15’05”

前半ハーフ 2h00’02”
後半ハーフ 1h58’46”

デコボコあるけど後半型にキレイにまとまっています。


3・レース中の補給

20km 30km L-グルタミン5g(岩本オリジナル100%グルタミン←毎月25日に岩本通販で販売してます)

という感じ。
さらにエイドのドリンクとお水を少々。
あと、20km地点でヒザ痛のためにロキソニン1錠。
これは本当は禁じ手なんですけどね。
ただ今回の梅本さんの場合、ゲストランナーでサブ4チャレンジというお仕事ということで止むなく。


梅本さんの準備や努力や根性は、プロとして特別のものかもしれないけれど、
この3つの目標・・・鍛錬期開始日からレース当日のゴールまでに見えない1本のライン」を予定通りトレースしただけとも言えます。


ということで、努力や根性や気力や奇跡ってものは多分、有限だと思うのですね。
またこの、努力や根性や気力や奇跡はちゃんと準備ができていればこそ、発揮されるものだとも思うのです。


最後に。。。
梅本静香さん、おめでとう!(パチパチパチパチ〜!)


あ、もう1個最後に。。。
レースまでの計画の立て方や、練習の組み立て方や、ビルドアップや峠走(その他)がそれぞれどんな意味を持つのか。
また、レースの組み立て、補給のヒントや意味などなど、詳しくはこの本にすべて出ているそうです(笑)。


あ、ホントにあと1個最後に。。。
ペーサームッチー!GJ!







この記事のトラックバックURL
トラックバック