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7時間歩行 続報と初の◎△式※💀☆ジ


日曜にポイント練習で7時間歩いてみました(←その記事です)。

それから4日ほど経ち、色々見えてきたので続報です。
7時間走る以上にダメージ(筋肉痛やカラダの軋み的なモノ)があったことはお伝えしました。

翌日、前もも全体にジワーッと重い筋肉痛発生。
これは一般の方がフルや初めて峠走をした翌日に感じるモノとほぼ同じ感じかな。
結局、それが前もも外側上部だけに残って完全に消えたのが中2日経った水曜夜。
けっこう長引きました。

この筋肉痛は明らかに着地衝撃によるもの。
なぜ、RUNよりソフトな着地衝撃なのにRUN以上に強く、そして長引いたのでしょうか。。。

まず、ランナーが走ると、着地直前(時間にすると0.1秒以下)に「速く」「強い」筋収縮が起こります。
これは着地に備え、衝撃を緩和し関節を守り、カラダの沈み込みを防ぐための事前反射収縮です。
(反射ですから本人の意思は介在しません)

ランナーではない一般の人が突然走ると翌日もの凄い前ももの筋肉痛になるのは、この事前反射収縮という機能が備わってないため、着地してから「あ、ヤバい!」と慌てて収縮するため、結果ダメージが大きくなり筋肉痛になります。
(もちろん、その収縮もランナーのように「速く」「強い」モノではないのでなおさらです)

我々ランナーは「脚をもたせるため」に日々練習をしています。
最新刊にも書きましたが、ビルドアップも峠走もロングジョグもインターバルも目的の大部分はこの「速く」「強い」反射収縮を得るために(無自覚だろうけど)おこなっているわけです。

さて、歩行に戻りましょう。
なぜ、RUNより歩行の方がダメージが大きかったのか・・・。
↑でも触れましたが一般の人は着地時に事前反射収縮が起こりません。
これは歩行でもRUNでも同じ。
では我々ランナーはどうかというと、残念ながらRUNでは事前反射収縮が起こりますが歩行では、一般の人と同じように着地してから、「ゆっくり」「弱く」収縮するだけです。
理由は簡単、衝撃が弱いし、関節を守る必要もそれほどなく、カラダの沈み込みも起こらないので「速く」「強い」収縮は不要だからです。

ただ!!! カラダにとって誤算なのは、そのランナーがまさかバカみたいにひたすら7時間も歩き続けるとは思ってないこと。
いくら弱い衝撃でも50km近く続けやがったらそりゃダメージでかいよね、ということです。


長くなりました。ここで提案です。
例えば100kmのレース10日前などに3時間歩行などをしてみてはいかがでしょうか?
なぜか・・・、100kmレースの終盤は反射収縮の「速度」も「強さ」も相当衰えていることでしょう。
そりゃ何十キロもアナタを支え、守るために健気に収縮してくれたのですから。

さらに、レース後半歩きが入る人も少なくないでしょう。
そのためにも事前に一度壊し、超回復させて鍛えておくことは決してマイナスではないはずです。
ペースダウン、歩き出しのタイミングがより後半にずれてくれる可能性大です。
その、ペースダウンや歩き出し時、またはその後ゴールまでのための練習なんて、同じ状況を作りにくいじゃないですか?
これ、いいと思いますよ。

ただし!ちんたら歩いてたってダメです。
最低でもキロ10分、つまり10'00"/km以内でチャカチャカしっかり歩く。
どんな走力の人でもキロ9分台が目安です。
ウェアもシューズも補給もRUNと同様、しっかりと。

そして、「スロージョグではダメ?」という声が聞こえてきそう。
目的としてはダメです。
だってスロージョグでも事前反射収縮は起こっちゃうから。

1000kmレース10日前、、、おっと!サロマ湖100kmの10日前は今日!
今、この瞬間に9’45”/km設定で3時間歩行にせっせと励んでいるサロマ予定のランナーが世田谷あたりにいたりします。
(がんばれ〜!)


もちろん、これはフルや100km以上のレースにも応用できるはずです。
特にフルの場合、前日や当日の移動(歩く&立つ)で想像以上のダメージがあります。
そのダメージに耐えうる脚を事前に作っておくことは確実に有利かと思うのです。
だって、たかだか単なる移動が実は結構なダメージになることは冒頭でも紹介したじゃないですか。
もちろん日頃レース前日や当日の移動並みに(RUNではなく)歩いたり立ったりしている習慣がある人は必要ないかもですが。。。


さて、話は変わって 初の ◎△式 &#128128;☆ジ です。
行ってきましたよ。
人生初のタイ式マッサージ。

いや、その7時間歩行のダメージが予想以上にすごかったので東京の自宅周辺で気軽に行けるマッサージや整体の類を探したんですけど。。。
どこも要予約だったり昼間休診だったり。
ところが、あるじゃないですか!
家から150メートル離れたところにタイ式マッサージ「パンサー」が。



これまで視界には入っていたけれど、自分には関係ないと思っていたので認識していなかったんですね。
あらためてマッサージ&整体院を探し歩いる最中に発見。


すごかった。
薄暗い個室でムエタイボクサーのようなお兄さんが足や肘や膝を使って、
踏む、押す、つぶす、乗っかる。

やがてひねる、ねじる、回す、まで。

初めは【|】の形状だったカラダが【し】になり【へ】になり、【く】、【て】、【ろ】、もう最後の方は【ち】とか【す】にまでヘンゲする始末。

ムエタイお兄さんとは知恵の輪のように絡まり合って、
「おい!ほどけるのか?」と不安になったり、
「え?俺の腕、今2周目じゃね?」と恐怖にかられた60分間でした。

終了後、
お兄さん「ハイオワリ オチャ ツメタイ アッタカイ ドッチ?」
岩本「ツメタイ で」

ロビーの椅子で仲良く並んで座りながら無言でツメタイオチャを2人ですすった3分間はちょっと気まずかったな。



でもでもあら不思議!スッキリでした。
3000円。高くないかも。


 


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