ホント、坂好きですよね、と言われますが特にそういう訳ではありません。
さて、峠走・・・山練・・・坂道。。。
ワタクシ、『 斜度 』とは切っても切れないカンケーです。
昨日、ヴェルタ ア エスパーニャの再放送で斜度25%という坂が登場してまして、
ふとちゃんと考えてみようか、と思ったのです。
(これ ↑ は自転車のレースです)
斜度、僕たちが行く足柄峠の最大斜度は15%、大野山は17%
で、皇居の竹橋からの坂は、というと2.5%
足柄とか大野山とか奥武蔵とか走る人から聞こえてくる、
「 垂直だね、この坂 うぅぅぅっ・・・ 」
という声・・・。
いや、クルマが上り下り出来るんだから垂直はねぇべ?
では45°はある?直角(90°)の半分くらい?
直角二等辺三角形のあの斜めの辺が45°だよね?
そんなもんかな?もっとある?
とゆーことで必死で計算。。。
さて、RUNで究極に苦しいくてキツい斜度15%、はたしてこの15%っていったい角度でいうと何度なのか・・・?
結果→ショックですね、人間ヤワですよ、ホント。
あの15%の激坂、わずかに角度は8.5度だそうです。
大野山の17%は⇒⇒9.6度
ヴェルタの25%でさえ14度です。
では逆に45度って角度は斜度にすると何%?
はい、100%です。
100メートル進んで100メートル上ると斜度100%
100メートル進んで15メートル上ると斜度15%
さて、皇居のあの竹橋の坂・・・・・・・・⇒⇒⇒↓
1000メートル進んで26メートル上るので斜度2.6%
へぇっ?それだけ?
だそうです。
ちなみに角度だとこの2.6%はわずかに1.5度。
それでは皆さん、お手元にある携帯電話を開いてください。
それを平らなデスクの上に置いてみてください。
液晶画面がデスクに対して斜めになりましたね?
はい、その角度、目測するに25度程度じゃないです?
では、仮にその角度を25度として、さて斜度は何%くらい?
46.6%、だそうです。
こんなに緩く見えるこの携帯の傾き、まったく走れないってことですね。
あ、そっかあの皇居の坂、ほとんど平らだよ!
キツいのは気のせいだったということで、
「 気のせい、気のせい、坂じゃない! 」
と唱えながら走りましょう。