1月30日、荒川30kのペーサーをしてきました。
と、以前書きました。
僕のチームからは1キロ6分のペーサーを6人出しました。
思ったんですね、そこで色々と。
コース上には給水所が約3キロ毎にありました。
晴れていて多少汗をかくような陽気だったので、皆さんちゃんと給水をされていました。
このイベント、1キロ4分ペースのグループから30秒毎に1キロ6分30秒のグループまで6つのペースのグループがすれ違いながら同じコースを3周(だったかな?)するのですね。
4分、4分半、5分などの比較的速いペースのグループで走っている人たちは自身で用意したであろう補給物を摂りながら走っている人がとても多かったです。
補給物はBCAA系のサプリと、エナジー系のジェルなど。
どちらも用途は違うので、2種類を用意している人が大半でした。
おそらく、本番のフルのレースでも使うためのテストなのかもしれません。
さて、前置きが長くなりました。
僕が引いたグループは1キロ6分。
フルマラソンのゴールタイムだと4h15’に相当するペースです。
なので、一般的なフルマラソンのタイムとしては決して遅くはありません。
ただ、サプリにしてもジェルにしても補給物を用意している参加者はとても少なかったように思います。
僕が認識している限りですが、ほぼゼロに近かったと思うのです。
1キロ6分で最後まで30キロを走りと通せた人はあまり多くありませんでした。
「練習不足」 「根性不足」 というように原因を探し出していることでしょう。
確かにそれもあるかもしれません。
ただ、一緒に走っていて思ったのは、明らかに 「補給不足」 でもあると思うのです。
30キロを水だけ(一部ドリンクもありましたが)ではやはり難しいと思いました。
例えばきつくなってくる20キロ辺りでBCAAサプリとエナジージェルを摂ったとしたら・・・、
きっと劇的に効き目が分かると思うんです。
補給物を摂るという行為、速いペースのグループを走る参加者ほど多かったのは僕自身、意外でした。
テレビの中のトップ選手はやはりほとんど補給はしないし、
事実この日、30キロということもあり、僕自身一度も補給物はもちろん水も摂りませんでした。
そんな姿を見るからこそ 「要らない」 というところに直結するのかな、とも思いました。
荒川30k、補給物ナシで頑張れた人、もう少しだった人、残念だった人、
伸びシロいっぱいです。
補給しましょう!
体重60kgの人が30キロ走るのに必要なカロリーは1800kcal。
コンビニのおにぎり10個分です。エネルギー必要です。
30キロという距離、山手線ほぼ1周です。脚、ダメージ凄いですよ。
レース当日、ジタバタしても、とはよく言われますが、補給というジタバタで苦しさも結果も大きく変わります。