今はレース前日の午前9時半過ぎ。
明日、午前7時に2011スパルタスロンはスタート。心配されていたストライキも今日は実施されていない様子。
少なくともバス、タクシー、トラムは動いています。
道中、空路の乗り継ぎ地で足止めを強いられたランナーたちも現地入り可能かと思います。
例年レース前々日には9割のランナーが受付を済ませ、選手村入りしますが、
今年は昨日の受付終了時の段階で選手に配るものを入れた段ボール14箱のうち、カラになったのはわずかに4箱でした。
さて、レース前日の今日、ランナーたちは何をするかというと・・・、
何もしません。
あるとしたら、全74個所あるエイドステーションに先回りして置いておくエイド品を預けておきます。
コースは全長246km、もちろんそれらのエイドステーションに直接置きには行きません。
各エイドへ届けるための大きな箱に名前やナンバーを書いて入れます。
そうすると、レースでそのエイドに到着した時には先回りしたエイド品が届いている、というカタチ。
なのだけど、例えば32番エイドに預けたモノが33番エイドにあったり、
エイド品そのものがなくなっていたり・・・。
岩本はさかのぼること12年前の2000年が初スパルタスロン。
初参加のときは何番エイドに何を置いたのか、を紙に書いて携帯・・・、
30kmも行かないうちに汗とエイドの水でボロボロ、解読不能になり全エイドで自分で預けたモノはないか、と確認作業に追われ・・・、
たのが原因ではないのだけどさっさと172kmでリタイア。
その後、色々試行錯誤。
今では面倒なので5、10、15、20、25・・・と5ずつ飛びのエイドに 『 なにか 』 を置いておくわけ。
そうすると、どこに何を置いたのかを覚えたりメモしたり調べたりの必要はないわけ。
すごーくラク。
仮に優勝したとしても24時間近くはかかるレース。
ゆえに夜も走るわけで。
だから防寒衣やライトなどもあずけ・・・、
しかし届いていないことも。
まぁ、それは運が悪かったということでしばし慌て、怒り、落ち込み、そして諦めてレースを続ける。
そんなこともレースのうち。
今年の秘密兵器⇒⇒⇒フルーツ缶(笑)。