出ました。
待望の一冊。
『 テーピングの基本 』
さすがにガンガン売れてますね。
きっと売れるんだろうなぁ、とは思っていたけれど・・・。
その昔、テーピングと言えば肌色だった。
存在を隠すために目立たず、肌色。
なぜなら、ケガや痛みのためのモノだったから。
今、テーピングは鮮やかな色がついている。
ファッションとして、とまでは言わないが、今のテーピングはアイテムとしてその存在を主張してもいいポジションにあるモノとなったから。
マイナス地点から最低限ゼロに近づけるためのテーピングから、ゼロ以上の地点から更なるパフォーマンスアップを獲得するための新たな概念&理論を築き上げたのが、ニューハレテープの生みの親でありこの本の著者、芥田晃志。
痛みや、痛みの予防はもちろん、より快適に走る&動くためのテーピング、一冊丸ごとその方法満載。
ランナーにありがちな膝、腰、ふくらはぎ痛、シンスプリントや腸頚靭帯炎から、外反母趾、アーチ作り、から足首固定までものすごーくわかり易い写真&解説。。。
岩本が個人的に唸ったのは・・・、
鏑木毅選手(プロトレイルランナー)
西加南子選手(プロサイクリスト)
望月将悟選手(山岳警備隊員にしてトップトレイルランナー)
の3人のニューハレテープの使い方について。
それぞれ使い方&部位はさまざま。
そのどれも「う〜ん、なるほど」となるのだけど、共通しているのは3人が3人とも足首を固定してあえて可動域を狭めてパフォーマンスアップをしている点。
マラソンは言うに及ばず、多くの競技において足首の可動域は少ない(つまり足首が硬い)方が有利なことははすでに浸透しつつある新常識だけど、彼らがここまでしっかり足首を固定しているとは思わなかった。
シンスプリントに悩むランナーの多くが足首が軟らかいことや、NBAやNFLでは足首固定は義務化されている(捻挫防止も兼ねて)事実がある訳で、でもなぜかこういうことって世に伝わりにくい。
レース後、ふくらはぎが痛いヒト、走ってふくらはぎが太くなったヒト、足首固定は絶大の効果ですよ。
で、岩本の場合・・・、
足首Xテープの2番、カカトのクッション作り、そして飛行機移動用の腰のVテープ、
あとは擦れ防止で各所に・・・、
と書き続けているとキリがないので皆さん、書店かAmazonでどーぞ。。。