荒川30kのペーサーをやって来ました。
この30k、『サーティーケー』と読みます。
北米では10kmレースのことを『じゅっきろれーす』ではなく『テンケー』と言うのがフツウです。
そんなことからサーティーケーなのでしょう。
どんなモノかと言うと・・・、
(ご存知の方は以下 黄色い部分はすっ飛ばしてもっと下に読み進んでください)
基本、レースというよりはペース走的な、つまり練習の一環!的なイベントです。
今回で4回目の開催で主催はランナーズ。
参加者は5000人弱。
荒川の河川敷を行ったり来たり、で30km走をするのですが、
大きな特長のひとつが『ペーサーがつくこと』です。
4'15"(サブ3ペース)、4'00"、4'30"、5'00"、5'30"、6'00"、6'30"、7'00"
の8個のペース設定がなされたグループが2分ずつ時差スタートします。
そのそれぞれのグループにペーサーがつく訳です。
岩本は今回で4回目のペーサー任務でこれまですべて6'00"グループを受け持ちました。
ただし、各グループのペーサーの皆さんは元オリンピック選手や、元日本記録保持者や、
なんと『現』世界記録保持者や、その他すべてのグループのペーサーがそれはそれは素晴らしい経歴の持ち主なのです。
はい、そこで 『 ? 』 を感じたあなた!
正解です。
その通り!偽物は岩本だけってことです(笑)。
はいはいごめんなさい6'00"グループの皆さん。
で、約600人の参加者さんたちを引き連れて30km走ってきました。
10km通過、1h00'00" 完璧です(⬅自画自賛)
20km通過、2h00'00" 完璧です(うっとり)
30kmゴール 2h59'28"完璧です(もはや神かと。。。)
本来なら
「いやいや、偶然です」
とか
「参加者の皆さんのお陰です」
と謙遜するトコロなのですが・・・、
正直言って実力です。
あ、岩本の実力ではなく
ガーミン の実力ってことです。
この⬆ヒトの指示のまま走っただけなので、これは実は誰でも出来る任務なのです。
もはやGPS機能のついたランニングウォッチは誰もがする時代になりました。
岩本も当初は「そんな機械に頼るなんて・・・」と敬遠していたのですね。
でも、やっぱり京都に行くには『かご』ではなく『新幹線』だし、
『日時計』ではなく『カレンダー』使うし、
『スケッチ』や『メモ』するより『デジカメ』や『携帯』で写真に収めるし、
ってことで文明に逆行する必要はないのでは?
と思って、使い始めました。
もう一気に退化します。
何がって、ペース計算や60進法・・・(笑)。
カーナビ付けたその日から地図を読む能力が一気に減退したあの現象ですね。
でも便利だからいいんです。
そのGPS機能付きランニングウォッチ、何が出来るかというと・・・、
腕に付けて走っているときに起こっていることの大多数を情報として教えてくれます。
(もちろん、欲しい情報だけを表示させて、あとは隠しておくことが可能)
ほんのちょっとだけ書き出してみると・・・。
・距離
・スピード(時速)
・今のペース(1km何分何秒で走っているのか)
・スタートからのトータルの平均ペース
・このラップの平均ペース
・時刻
・スタートからのタイム
・このラップのタイム
・消費カロリー
・心拍数
・方角
・斜度(%)
・標高
・累積上昇標高(スタートしてからどれだけ上ったのか)
その他、手元のこの機種はなんと!108個ものデータから好きなものを表示することが可能。
というアリサマ。
考えてみたらクルマでも自転車でもヨットでも、走るものでスピードメーターのタグイが付いていないのってニンゲンだけかも(競走馬とかは別ね)。
で、今日発売されたのがガーミンの『 ForeAthlete 910 XTJ 』。
個人的な意見ですが、これは来ました!
って感じがします。
実は発売前の7月から色々と実験的に使って検証して来たのですが・・・、
まず精度、すごい。
荒川30k
当然距離は30km。
で、これ⬇をごらんください。
29.97kmと出てますよね?
つまり30km走って誤差わずか0.03km。
30mですね。
今回のこのイベントに関しては少なくとも0.1%しか誤差がなかったということになります。
そして世はGPSウォッチが各社から一気にリリースされ、さながらGPSウォッチ戦争勃発!
GPウォッチ戦争元年!
の様相を呈してきました。
な中、なぜこの機種がドーンとリードしているのか!?
というのは次の記事で♪