【追記】
冒頭に追記で失礼します。
Blogアップ後、注文殺到につき在庫切れの表示となっていたようですが、
現在クリック可能になったようです。
以前から何度かBlogに書きましたが、シューレース完成です。
コンセプトは・・・、
◆シューズの性能を活かしきれ!
◆足の機能をスポイルするな!
というただただ、この2点。
(結果的に思わぬ副産物も生まれたのだけど)
でもこの2点はヒジョーに両立しにくい。
シューズの性能を考えるとヒモはある程度「締める」必要がある、
けどそうなると足の機能は活きない。
逆もまた、そう。
まずは『シューズの性能』を活かしきること。
シューズ、つま先からカカトまで反発素材のプレートが入ってますよね。
あのプレートがしっかり屈曲したあと、一気に元に戻ることで前方向への推進力が発生するのは皆さんもうご存知。
ところが・・・、走っている最中、シューズの中でカカトがシューズの内側から離れることありませんか?
スリッパやストラップレスのサンダルのような、ちょっと極端な表現を使うと
『 カパカパ 』
な感じ。
スリッパ、一歩一歩カカトが離れることでもの凄く歩きにくくありませんか?
指や土踏まずの筋肉を総動員して疲労困憊。。。
ということでシューズと足を『一体化』させたかったのです。
結果、『一体化』しました。フィット感は究極です。
これでシューズの『前に進む』という最大の目的を限りなく活かすことが出来ました。
そして2番目。スポイルされてしまっていた『足の機能』をちゃんと発揮させること。
基本、シューズのヒモは「締める」ものです。
なぜならシューズの性能を活かすには緩かったら❌だから。
と、そうなると今度は足の機能が犠牲になるわけです。
締めちゃうとダメ、ということに。
そういう意味で、いま裸足RUNなどがあらためて見直されているのかもしれません。
シューズで固めることで足の大切な機能が活きてこない、と。
足の機能・・・、脚ではなく足。
脚➡ももの付け根からシューズの手前までの部分。
足➡シューズに隠れたつま先からカカトまでの部分。
足にはアーチがあります。
一個は左右に走るトンネル、ご存知土踏まず。
そして実は前後(つま先からカカト)に走るアーチもあります。
このアーチは着地の衝撃を和らげたり、バランスを取ったり、推進力を高めたりするために使われています。
が、シューズで履き固められるためにそのアーチがシューズの中でうまくつぶれてくれない。
つまり➡➡➡締める所は締め、緩める所は緩める が理想。
部位によって締めるべきトコロと緩めるべきトコロがあるのでした。
あぁ、なんか集中力の限界にきつつ(笑)・・・、
しかし誤解されて困ることありで・・・、履きやすいことやソフトな履き心地を得るために作ったものではありません。
結果として結ばなくていいから履きやすいし、シューズと一体化してアーチも活きるから違うシューズを履いているようなソフトな感覚になりましたが。。。
そうそう、思わぬ副産物について・・・、
マメが出来やすいヒトが出来なくなった、とか攣りクセが治ったという声が結構寄せられています。
今回、発売前にチームメンバーの70人ほどに試してもらいました。
おもしろかったのは、シューズのフィットなどシビアに追求しているメンバーたちが速攻で2セット目、3セット目を要求してきたこと。
(そう!そこのアナタたちだよ(笑)。
ムダを省く(限られた力をいかに活かすかというような)ことを考えているメンバーほど違いが判る傾向がありました。
さてさて、1月もあっという間に第4週に突入しました。
最近、ランナーの皆さんが「コーユーもの作って!」と色々とアイデアを投げかけてきます。
言っときますが岩本は便利屋ではありません(笑)。
ジェル、ヒモ、などなど「よかれ」と思うものをメーカーさんにムリ言って作ってもらってますけど。
あ、ジェルは2月14日(大安)発売です。
そして今日、多分全世界90億人のランナーを救う待ってました商品の打合せに遠くに行ってきます。
これは◎ と ◇ をジョイントさせることで「ぬおっ!」なモノになってしまっただけのコトなのでデビューはすぐ!です。