続き。。。
(ちょっと前もも再構築についての部分が少なかったので『加筆』な記事です)
ということで昨日は峠走に行ってきました。
往復40kmの峠。
赤白のポインタがスタート&ゴール地点(実際に走った軌道です。ガーミンのデータより)
左上は山中湖。
(スタート&ゴール地点は東京駅から高速バスで80分。1400円。遠くないですよ)
40kmで1880m上ったことになります。
これ、突然やると翌日前ももが完全破壊され、翌日歩けません。
3〜4日は階段の下りは相当ホネでしょう(笑)。
で、1週間後まったく同じことやってみると、さてどうでしょう。
前週あれだけ凄まじかった前ももの破壊痛がないのです。
その前ももの破壊痛、フルマラソンの翌日に起こるあれと一緒です。
つまり・・・、
峠走を1回やると相当な前もも破壊痛が起こる。
が、翌週同じことをするともう起こらない。
ってことは・・・、
フルマラソン(に限らずレース)の前に峠を1回やっておくと、
レース中に前もも破壊による、ペースダウンが起こりにくい、ということ。
前に進むための推進力を作る筋肉は全部カラダの裏側にあります。
小さい順から、
指、土踏まず、ふくらはぎ、ハム、お尻、腰。
でもレース中、脚を止めてしまうダメージを抱えるのは
それら 指、土踏まず、ふくらはぎ、ハム、お尻、腰 ではなく前ももの破壊痛。
これは着地の衝撃を吸収する筋肉。
その着地筋、何度も何度も繰り返し、
破壊➡再構築
を重ねると強〜い脚が出来上がります。
粘れる脚、ですね。
ちょっと深く・・・・・・、
レース中、前に進めるための 指、土踏まず、ふくらはぎ、ハム、お尻、腰 の筋肉達の損傷はそう極端ではありません。
ジワジワと疲労を重ねていく、という感じ。
つまり「破壊」ではなく「疲労」なのです。
では唯一破壊されて『ダメージ』として文字通り脚を引っ張るのは、これこそが前もも破壊。
岩本の場合、週中に峠走、週末にロング。
これを6週ほど続けて脚作り、の予定。
昨日が3週目の峠走でした。
週末のロングが激変するから楽しいですよ。
週末しかエグくいけないヒトは毎週末交互でもいいと思います。
夏はこんな感じで 粘れる脚 を作ってみてはいかがでしょうか。