明白です。
フルマラソンのタイム × 2.7
ただし、これがゴールタイムになる人は稀。
フルマラソンのタイム × 2.7
で目標タイムを算出し、さらにそれを100で割って1kmの平均ペースを算出。
そのペースでひたすら行けるところまで行く。
それこそが走力に見合った100kmのレースペース。
どこまでいけるかは、
・直近の月間走行距離
・補給
・コース形状
などで変動はあるけど。。。
フルマラソンの場合、一歩も歩かずに完走できる最低の月間距離は人にもよるけど、大体100km。
つまりレースの2.5倍の距離。
レースの2.5倍を月間距離で走っていれば、完走だけはなんとかなる。
で、100km
これもレースの2.5倍。
100km × 2.5倍 = 250km
つまり直近の1ヶ月で250km程度走っていれば、なんとか歩かずゴールまで行ける。
けど・・・、
それは↑で算出したペース(フル×2.7)より速くも遅くもならずに走り続けることができれば、の話。
(多くの人はこのペースより相当速いスピードで入ってますよね)
けど、そのペースでゴールまで走り続けるためには250kmでは全然足らない、はず。
どっかでペースが落ちてもなんとかペースダウンしながらでも走り通せる、という意味。
もしもこのペースを保ったままゴールするとするならきっと月間300や400では足らないでしょう。
もし、月間200kmだった場合・・・、
↑で算出したペースよりも速くも遅くもならずに走り続ければ、もちろん徐々にペースダウンはするだろうけど、多分80kmまではなんとか走って行ける。
あとは歩くなり座るなり、煮るなり焼くなり、踏んだり蹴ったりすればヨシ。
もちろん、月間150kmだった場合、走って行ける距離はきっとそれより短くなる。
フルマラソンのタイム × 2.7 = 100kmの潜在能力
これは世界記録(男女)も前回のサロマ優勝の能城選手も、サブ10の人も、12時間の人もほぼブレのない数値。
この前Cold Water100マイルでうっかり2位に入った若造も
フル 2h27
100km 6h44'
はい、2.7倍。
あとはこれに向けて上手く走れるかどうか、だけ。
・ ÷100したペースをベタ踏み出来るか
・ 補給をちゃんと出来るかどうか
・ ゴールまでもつ強い脚を作ってあるか
これだけ。
100m走、どう走っても能力の±3%程度の差しか現れないと思う。
1km走、これだってほとんど走る能力に比例するはず。
10km走、この辺りから上手く走れなくなってきて誤差(ブレ)が現れる。
フルマラソン、ここまでくれば相当上手く走って、更に強い脚を作っていなければ平気で1時間や2時間の誤差は発生する。
100kmはもっと大変だ。
でも単純だ。
レースはトレース。
ブレのない数値を算出したらそれをベタ踏みすればいい。
※以上、数値は目安です。
なんてゆーよーなコトを20分くらいと、
あと5項目ほど各20分くらい話した昨日のウルトラセミナーでした。
参加の皆さん、お疲れさまでした。
セミナー中にお話した『付け焼き刃練習会』の詳細は追って参加者全員にメールでお知らせ致します。