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2014年を振り返る


1月、突然沖縄に降り立ち、那覇から東京に通うことを決めました。
それまで沖縄本島は1度来たことがあるだけ。
好きもキライも、いいも悪いもまったく先入観なし。

文字通り衝動的に、というかうっかり来ちゃった感じ。

RUNでは1、4、5、6、7月とアメリカのレース。
色々なコトが起こりました。
今年のリザルトは・・・・・消したい(笑)。

というコトで沖縄⇔東京、東京⇔アメリカ、な移動でヒコーキには70回ほど乗りました。
飛んだはいいけど天候不順で降りられずに引き返したり、違う空港に降りて、飛び直したり、と色々ね、ありました。

仕事では相変わらずRUNアイテムの開発を、オモテでもウラでもけっこうやりました。

ラジオ、本、新聞、雑誌にもたくさんお邪魔しました。

club MY☆STAR、1期生は7年目となり、当初から色々な人がいるという意味で動物園だったのですが、今やさながら野生の王国、といった風情。。。
ついに来年は8年目、いよいよ無料クラブチームになります。
募集は2月1日から、です。


色んなことを慌ただしくという意味で不思議な1年でした。

来年・・・、来年のコトは来年決めます。
あと数時間後ですけど。

今日はこれからMY☆STARの那覇メンバーとテキトーRUN。
その後、品行方正な水分補給です。

1年間、各方面の皆さんに助けられ、支えられ、楽しく過ごすことが出来ました。
自分、恵まれています。間違いなく。。。


1を10にするコトにはあまり興味がありません。
0から1を創り出すコトに来年も真摯に本気であたりたいと思います。
どうか皆さま、よろしくお願いします。

そしてチームのみんなへ。
『いつか』、なんてUFOやオバケと同じ。あるかないかさえ怪しい。
やれるときにやれるだけやれ。

佳いお年をお迎えください。



2014年を振り返り。。。

 

2014年最終日となりました。

 

振り返りはあまりしたことないのですが、たまには。。。
突然、それこそ「寒くてもうムリ!」ってコトで突然、沖縄に来てしまいました。
それが1月だから、もう1年になるんですね。
毎週那覇から東京に通勤するという戦法に出ました。
1月
アリゾナの国定公園でcold waterなる50kmのトレイルレースに出ました。
文字通り出た、だけです。62km走りました。
那覇をベースにアッチコッチ生活のスタート。
2月
東京マラソンでclub MY☆STARのブースを出しました。
3月
クルマを那覇に移動。
4月
ユタ州でZION100という100マイルのトレイルレースを走りました。
怖かった。。。 怖かった。楽しかった。
5月
コロラド州のグランドキャニオンでレース。
レース前後も珍道中過ぎました。
6月
7月とアメリカの岩と砂だらけなレースに参戦しました。
こんなことももう二度とないでしょう。
色々なトラブル、楽しかったですねぇ。


タイトル変更!!


新しい本が出ます!

と、2月13日発売の新著について、
予約開始になった旨、をおとといお知らせしました

新タイトルは
『 型破りマラソン攻略法 』
です。

中身・・・、まったく変わりません。
予約も開始し、今年もあと2日と迫った土壇場、前代未聞の大珍事ですが、
今のうちにぜひ!です。

タイトル変更の理由?
さてさて・・・・・・・・・。
この本の中に書かれているとかいないとか(笑)。


※既にご予約いただいている方へ。
注文履歴は前のタイトルのままですが、反映が遅れているだけで問題ありません。




【実験結果】キズパワーパッドの力は本当か?


我が身に起こるコトは実験してみないと気が済まない人っていますよね?

はい。岩本もその1人。

チームの忘年会のあと、店を出た所で不覚にもヘッドスライディング。
一瞬に地面が眼前に。。。
幸い、文字通りタッチの差で手が先に出たので顔はセーフ。
しかし、両手のひら、やっちまいました。

左右とも広範囲にアスファルト模様の傷が無数に。。。

「こんなチャンスないだろっ!」
ってコトで長い間疑問に思っていたアレ。

キズパワーパッド。

この商品、パッケージにもウェブサイトにもこう書いてあります
・傷を早く治す
・傷あとを残さずキレイに治す
・痛みを和らげる

実は何年か前のスパルタスロンでのこと。
50km地点の段差で転倒、ヒジから下をけっこうやっちゃって、以降200kmほどをズキズキ痛む状態でゴールしたのですね。

その後、さっそく使ってみたんです。
ところが・・・、治りが遅い遅い(と勝手に思っただけかも)。

とゆーことで・・・、
今回の手のひらの傷、いい実験になるのでは?
と、右手の方の傷を左右半分に分け、左側半分はキズパワーパッドを貼り、右側半分は放置。

結果でました。
「キズ写真怖い!」という声もあるでしょうから、9割治った状態の写真を非常に小さくお見せしましょう。

左、貼った方、右、放置した方。

1個ずつ検証しましょう。

・傷を早く治す
→早いです確かに

・傷あとを残さずキレイに治す
→うん。ギザギザに比べ、一応つるつる。

・痛みを和らげる
→これは× 少なくとも岩本のこのケガの場合は貼ってある方が確実に痛い
可動部だったからってのもあるとは思いますが

という結果でした。
使用上の注意に書かれている通り、出来るだけ剥がさずに長く貼る、がポイントかもです。

こういうケガの場合、早くキレイに治したいと誰もが思うもの。
そこ考えると、アリ、ですかね。

※個人の感想です。


予約はじまりました


7冊目となる本、
『 新・非常識マラソンメソッド 』
『 型破りマラソン攻略法 』

現在、大絶賛校正作業中なのですが、Amazonで予約が始まりました。
『 型破りマラソン攻略法 』

2h25'〜4h15'の市民ランナー約500人をWeb上で900日ほど定点観測しています。
そこからあぶり出された超意外な真実のアレコレを、根拠をくっつけて紹介しています。

あと、以前の『 非常識シリーズ 』で書いたコトの中からも、
「実は違うんじゃないの?」
という部分は、改めてメスを深く入れて徹底検証をしました。
一応、岩本自身本気で競技に取り組んでいるので(なかなか勝てないんだけどさ)、
「自分」基準も含めて色々やった結果、間違いは素直に謝って(笑)、最新理論で固めてみました。

例えば・・・、
ウォーターローディング、やっぱり人類にはムリ! なんですよね。
色々やってみて判りました。


で、発売は2月13日と1ヶ月ちょっと先なのですが、ちょうど東京マラソンの前週だったりするため、手前味噌で甚だあれなのですが、その頃多分、品薄状態必至かと思われますので、予約をオススメします。

あ、読まないでいいから予約してください・・・・、
じゃなかった!買わないでいいので予約してください(笑)。

コチラです。



On Cloud というシューズ


さてさて!
シューズのご紹介です。

岩本は2月からずっとOnのクラウドレーサーを履いていて。

これです。

カッコいいでしょ?

・ある程度クッションがあるのに沈み込みすぎない
・だからブレない&ねじれない。つまりヒザや脚筋に負担がない
・カカトのホールドはまさにキッチリ
・超軽量。けど耐久性すごい

ってことでずっと履いてます。
でもでも、アッパーが透けるので・・・、バカボンパパの模様のソックスとか履くと、そのままバカボンパパプリントのRUNシューズになっちゃったりするので要注意。
(あと寒い(笑)。)

関連記事は・・・、



(※ ↑ ぜひ読んでみて!)
ということで前置きが長くなりました。
岩本の場合、基本的にレースも、練習もつなぎもポイント練習も同じモデルのシューズでいっちゃうんですね。
わざわざ変えない、ってことで15年くらいやってきました。

ところが、この考えは撤回します。はい、今すぐここで。

というのは、7月のメインレース、Badwater217kmで今までやらなかった「あるコト」を試し、その局面ではそれがすご〜くよかったので以降、使い分けるようになりました。

その「あるコト」ですが。。。
今年のBadwaterのコースはスタートから37km通して上り、その後同じルートを37km下って平坦路に入ります。

で、
「ちょっと待てよ。下りっぱなしの37kmってコトはクッションがよくて安定しているシューズで下った方が脚にいいのでは?」
と思い、上り切って下りに入るときに履き替えてみたんです。

このモデルに。

よかったんです、この判断。
(とは言ってもレース自体は失敗レースだったんですけど)

クラウドレーサーより更に軽いですね。
それでいてクッションはより効いている。
これ、このレベルでこの2つを両立させるって
「どーやったの?」
と下りながらずっと考えていたんです。

で、答・・・。
出ませんでした(笑)。

帰国後調べた結果、判明したのは・・・、
オキテ破りの「ミッドソールがない!」という事実。

ミッドソールというのはシューズの底の3層のうち、普通は真ん中に入っている素材。
専門的に言うとEVAという素材。
専門的に言わないとスポンジみたいなあの素材。

カンのいい方はお判りかと思うんですけど、
軽くするにはこのミッドソール(スポンジ部分)の『目』を粗くすればいいんですね。
『目』を粗くするとどうなるか、というと、
目的通り軽くなります。
あとひとつ、柔らかくなります。つまり必要以上に沈み込みます。
さらにもうひとつ、ヘタリが早く・・・、つまり言い方は悪いけどスポンジ部分がスカスカってコトなので耐久性も低くなります。

このミッドソールを排してしまった結果、
つぶれてもつぶれ切らずに止まる、って言うと解りづらいかな。
着地で脚に優しく、さらにブレたりねじれたりもなく、ある程度の反発力で地面に脚力を伝えられる、というものすご〜く優れた効果があるわけです。

で、さらに優れている点が!!バカボンパパ模様のソックスも透けない。

ただ・・・、洗ったり濡れたりするとなかなか乾かない。
のでそこは要注意。
水を吸うとやっぱり重くなりやすいはず。


岩本的な使い方として、ペースを気にしないジョグや、実は街履き。
この街履き、脚疲れない!です。
レース前後の移動なんかにも非常に役立ってます。
あと通勤。那覇から東京までの1600km・・・・・・はヒコーキだから関係ない。。。

色々重宝するシューズなので紹介してみました。
もちろんレースでも問題なく使えます。
ウルトラには尚よし!でしょう。

おっと忘れてた! 10800円はお買い得。

「買いましょう!」
とは言いません。
買わなくていいからシューズ売り場で足を入れてみてください。
「あ、こーゆーことか!」
と納得なっとくナットクなはずです。

是非!





本日の露出


12月22日発売 ランナーズ2月号にお邪魔しております。


10p
特集のふくらはぎ記事の最終ベージ。
『メリハリふくらはぎの作り方』

岩本のふくらはぎをお見苦しくも露出しております。
(昔の写真なのでシューズも昔のモノですが……)
ちょっとした心がけと道具のチョイスでふくらはぎは小さく、
そして高い位置に上がってきます。
結果、足首は細くなります。


48p
先日ゲストでお招きいただいた丹沢湖マラソンのページ。

地球から月までの38.5万kmまで残り12.5万kmと迫った高校時代の恩師とのツーショットも実現しました。
このレース、68歳の恩師は10kmを45分29秒で走破!
頭が下がる想いです。
恩師についてのは『 恩師の野望 』 を。


86~87p

経験則から "ランナーに効く!" スペシャルな3アイテムを紹介しているページです。
L-グルタミンもSOY BE UP! もですが、捨て身のヌードを披露してまでアイテムを紹介してくれた西くんの『オリジナルレシピマニュアル&動画付き 腹筋ローラー』が大健闘だそうで、いやぁ、わからないものですね(笑)。

詳しくはコチラを。

今年もあとわずかとなりました。
皆さん、風邪など召されませぬよう、お達者で。。。



ダマされるな!


さてさて、今日はちょっとおもしろい本の紹介。



オビ、見てください。

『 運動して20分しないと脂肪は燃えない 』

これに思いっきり❌がついてます(笑)。
このBlogを読んでいる人のほとんどはランナーでしょうから、
この事実については「やっぱりね」と身を持って❌と実感している人も多いかと思います。

中身は身体や健康、ダイエット、運動にまつわる50の通説を徹底解明しています。
ちょっと目次の一部を見てみましょう。


いきなり、
『 コラーゲンを食べると肌がぷるぷるになる 』
ですよ。
さて、ウソでしょうかホントでしょうか。

さらに、
『 ブルーベリーは目にいい 』

そして、
『 アミノ酸で脂肪が燃える 』
『 カルニチンのサプリで体脂肪が燃える 』

もいっちょ!、
『 カルシウムを摂れば骨は強くなる 』


皆さん、自信を持ってそれぞれ
 『 ウソ! 』 『 ホント! 』 
と答えられますか?

敏感に身体と対峙していると経験則で答を持っている人も多いかもしれませんね。

岩本的には
『 貧血はひじきで改善される 』
こーゆーのを入れて欲しかったな(笑)。
 (これ ↑ 栄養学的には ホント かもだけど、限りなく ウソ かもです)

著者の井上健二さんはTarzanのライターをされている人です。
健康、医療、栄養、美容などの分野に20年以上たずさわり、
その間、各分野の錚々たる専門家たちとお仕事をされて来たそうです。

岩本も先日、3日間に渡り20時間以上も激論を交わさせていただいたのですがタジタジです。
(負けたとは思っていません(笑)。

ランニングにもヒントになること多数、あります。
ランナーの皆さん、ぜひ!




NAHAマラソン参加の皆さんにお知らせ


いよいよ明日となりましたNAHAマラソン。
前日朝の8時現在、16.1℃です。
東京の3.8℃よりは高いけど、やはり最近少し肌寒い感じです。

さてさてお知らせです。

本日13時から奥武山公園受付のブースで

『 完走補給セット 』
販売します。

(ほぼ)岩本能史プロデュースのアイテム。

末端価格合計2400円のところ、なんと! 1500円で限定500セット。

以下がセット内容です。


ということで、
◆前日、レース後のタンパク質補給に、ひとつ上の豆乳 × 2
◆スタート前、レース後のためのRUN用豆乳 SOY BE UP! × 2 
◆コンディショニングに、メダリスト500cc用粉末 × 1
◆レース中のエネルギー補給にエナジージェル(リンゴ、グレープフルーツ) × 3
◆レース中のアミノ酸(BCAA)補給にアミノダイレクト × 3

これを1セットにしました。

ゴールタイムが1時間縮まる!(かもしれな)スペシャルセットです(笑)。
受付会場の外、アールビーズブース内のMY☆STARコーナーでどうぞ。

岩本、売り子で張り付きます。
それでは現地で!




能城選手、殻を破りました。



やっと大手メディアがウルトラランナーを呼び捨てにする日が来ました。


これまでメディアによるウルトラマラソンの扱いはというと、
例えば新聞ならスポーツ面ではなく社会面でした。
テレビの伝え方も記録やタイムではなく、内面のドラマ性を重視。

つまり、スポーツの記録ではなく、ギネス記録のような取り上げ方。

当然名前の呼び方もスポーツ選手では当たり前の呼び捨てではなく、さん付け。

僕はいつも静かに憤っていました。
「僕たちはスポーツとしてウルトラに取り組んでいる。お遍路さんともホットドックの早食い競争とも違う」

能城選手のこの記事、小さな一歩だけど、この国のウルトラ界においてはとても大きな一歩だと思います。

「富士山(フルマラソン)が世界一高い山であって、エベレスト(ウルトラマラソン)なんか存在しません」
というような間違った報道姿勢が徐々にではありますが変わりつつあります。

嬉しいことです。