Badwater135 いよいよスタート!
- 2015.07.29 Wednesday
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- by 岩本能史
Badwater135 現地からの画像
- 2015.07.28 Tuesday
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本日の露出
- 2015.07.22 Wednesday
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初海外レース 1992年
- 2015.07.21 Tuesday
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ついでにロキソニン
- 2015.07.17 Friday
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- by 岩本能史
足攣りにツムラ68(芍薬甘草湯)のワナ
- 2015.07.15 Wednesday
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- by 岩本能史
医学的にもよく解っていない運動時の足攣り。
原因として挙げられるのが・・・、
・発汗による塩分不足(厳密には塩ではなくナトリウム)
・筋肉の使い方
・フォーム
・気温
・エネルギー切れ
などなど。。。
(個人的には全部原因になるかもと思ってます)
攣り持ちのランナーさん達は悩みながらもシラミつぶしに対策を立てたところで効果があったりなかったり。
原因は上のように憶測も含め色々あるようなのですが、現象としては極めて単純。
・筋肉が意に反して収縮&弛緩を繰り返す
・筋肉が意に反して収縮したままの状態で固まる
のどちらか(または両方)。
そこでよく使われるのが漢方薬の芍薬甘草湯。
目的としては
・下肢の痙攣性疼痛(こむら返り)
・胃腸の激しい痛み
と謳われています。
ここに出ています→通称「ツムラの68番」といわれる芍薬甘草湯の説明文。
どんなときにどんなヒトに処方されるかというと、大抵がお年寄りの就寝時の足攣り対策、とのこと。
「そうか!だったら攣りやすい私はレース中に68番を飲めばいいかも!」
というコトで多くの攣り持ちランナーさんがレースで使ってます。
(※「コムレケア」というお薬も芍薬甘草湯)
もう少し詳しく足攣りと芍薬甘草湯について書かれた記事が←こちら。
もうはっきり↑↑↑書いてありますね(攣り持ちのヒト、ぜひ読んでみて)。
【 足攣りは西洋医学的にも謎 → では東洋医学だ → ならば芍薬甘草湯! 】
と読み取れます。
だから足攣りランナーの皆さんが整体で奨められたり、整形外科で処方されるのです。
ではこの記事、更に読み進めます。
(時間のあるヒト、ページ中ほどの「芍薬甘草湯の効果」というところを読んでみて)
超簡単にまとめますね。
「主成分である「ペオニフロリン」が細胞内にカルシウムイオンの流れを防ぎ、細胞内にあるカルシウムイオンを外に追い出す」
「筋肉を収縮させよう!」という信号を伝達するためのカルシウムイオンを追い出すのです。
つまり、チカラを入れようとしてもチカラが入らない。
もっと言うと、走ろうと思っても前に進まない、って状態を作り出すお薬なのですね。
で、↑ の「芍薬甘草湯の効果」という部分の冒頭、何と書いてありますか?
「芍薬甘草湯は・・・中略・・・筋弛緩剤ですが・・・」
はい。やっと出て来ました。漢方の優しいイメージとは裏腹なけっこう怖い単語、
『筋弛緩剤です』と書かれています。
筋収縮を妨げるためのお薬ってことなので、(極論ですが)当然大量に服用すれば心臓も止まります。
まぁ、ツムラの68番を10袋摂ったところで心臓までは問題ないでしょうけど(よい子の皆さん、実験しちゃダメ!)、つまりはズバリRUNの邪魔をする、ってことなのです。
ではなぜ、整体の先生が奨めたり、お医者さんが処方してくれちゃうかというと・・・、
「マラソンは瞬発系スポーツではなく、持久系スポーツだから大丈夫!」
という知識とご判断からなのでしょう。
確かにマラソンは持久系スポーツです。
これは2時間2分台で走る選手でもそう。
でも、では瞬発系スポーツと持久系スポーツとは何をもってして分類するのか。。。
「エネルギー供給源」だったり「有酸素or無酸素」だったり「筋収縮の速い遅い」
だったり、とそれぞれ一部で判断され勝ち。
あとは「運動時間」で判断しちゃうヒトもいたり(笑)。
マラソン、本当に持久系スポーツなのでしょうか。
「エネルギー供給減」や「有酸素or無酸素」や「運動時間」的に見たら確かにそうかも。
でも「筋収縮の速い遅い」はどうか。。。
RUNの、特に下半身の筋肉の収縮はカラダを守るための反射収縮です。
どれだけゆっくり走っていても、重さ50kg以上もの物体が時速10km/h程度で、しかも片足で交互にカラダを支え&エネルギーを地面に伝えて(動力なしで)前進するスポーツです。
もうね、充分に筋肉的には瞬発運動です。
皆さんが日夜励んでいる(かどうかは分からないけど)ペース走やインターバル、ビルドアップ、峠走なんかは、この反射力、つまり・・・、
いかにして筋肉の反射収縮力の「強さ」と「速さ」と「持続力」を作るか、のためにやってらっしゃると言っても言い過ぎではないのです。
つまり、芍薬甘草湯の真逆の目的をGETすべく鍛錬しているわけ。
だって、それこそが一般のヒトが持っていない「マラソンの脚」ですから。
著書にも書いたし、最近は半ば常識になってきているけど、運動前の静的ストレッチは逆効果、ってアレ、それもやっぱり、この筋収縮力を減退されるから、という理由からです。
ということで、結論・・・・・はもう出てると思うのだけど、
芍薬甘草湯は(もしかしたら)足攣り予防になるかもだけど、同時に走力(推進力)も奪う(かも)しれませんよ。
でした。
が、しかし・・・我がチームには68番愛用者でグリングリンに速いメンバーもいるんですよね。
だから、これはあくまでも弛緩・・・じゃなくって私感です。
ご利用は計画的に♪
【追記】 この記事、お判りのとおり、芍薬甘草湯の危険性をお伝えするものではなく、よかれと思って使った芍薬甘草湯が、逆にRUNを困難なものにする可能性大、という内容です。
あと、、、服用によってカラダのだるさや動きの重さ、キレの悪さに影響を及ぼすであろうペースは(多分)キロ6より速い場合で、それよりゆっくりならあまり影響がないような気がします(あくまでも私感です)。
「朝RUNは伸びる」の証拠写真?
- 2015.07.14 Tuesday
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- by 岩本能史
近況。。。
- 2015.07.13 Monday
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- by 岩本能史