この時期本当に多い「風邪ひいちゃって」というセリフ。
勝負レースに向けてせっかく頑張っているのに1度の風邪で◎△※、というレース結果はなんとも残念。
「なぜ空気が乾燥すると風邪を引きやすいのか」が解れば対策もある程度可能。
では「なぜ空気が乾燥すると風邪を引きやすいのか」
1. 湿度が高ければ、誰かのセキやクシャミで空気中に飛散した何万ものウィルスが水分とともにすぐに地面に落ちますが、湿度50%を切ると30分も空気中を漂うこともあります。
2. 風邪のウィルスはノドから侵入しますが、空気が乾燥するとノドまで乾燥して簡単に炎症を起こします(セキが頻繁に出る状態はすでに炎症中)。
炎症とノド粘膜の乾燥によってウィルスが簡単に入ってきてしまいます。
ウィルスに感染せず、ノドが炎症を起こしただけの状態をセキ風邪とか風邪の初期症状などと呼ばれますが、この状態でも走りには影響するので要注意。
最近、異常乾燥注意報発令の日々。
ノドにきている人も多いのはそんな理由か。
部屋を加湿することと、喉を乾かさない工夫(のど飴、飲み物など)を忘れずに。
あと、よく聞くのがせっかく万全で乗り込んだのに前泊のホテルでノドをやられて・・・、というもの。
もちろん加湿器が備え付けられていたりフロントで貸し出してもらえるならそれで!
ホテルの部屋、とにかく乾燥がすごいですよね。
(原因は気密性や外気温との差などですが詳しくは省きます)
◆エアコンの設定は20℃で
→ここら辺を境に一気に乾燥が加速します。
◆バスタブに出来るだけ熱いお湯を張る
→底から数センチでオッケーです。
→換気扇は使わない。
→浴室のドアは開けたまま。
◆エアコン吹き出し口に濡れタオルを。
→天井にビルトインの場合、吊るす。
→床置きの場合、乗せる。
(この場合、吹き出し口を塞がないように。たたんで丸めた状態でオッケー)
◆ベッドの周囲にお湯を置く。
→もちろん冷めれば水。それでもオッケー。
こんな感じですが、驚くほど効果があります。
あと・・・、その日着用して洗っておきたい衣類などを手洗いして室内に干すなどもアリ。
まぁそんな感じです。