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てっぺん取ったらニューヨーク?


家を大掃除していたら、またまたこんなのが出てきました。



時代を感じる参加賞。

テレカ…、平成生まのランナーさんはキョトンだろうなぁ(笑)。


左は甲州フルーツマラソンの前身、坂、坂、坂、そして坂。

坂しかない20年前の勝沼ぶどう郷トークマラソンの参加賞テレフォンカード。


NTTが協賛だったからトーク(19=talk)ね。

ホノルルマラソン2ヶ月前の脚づくりで何回か走りました。

このころすでに峠走たったのか俺(笑)。


右のカードは23年前の『サンシャイン60かけ登り大会』というレース。

サンシャイン60の屋上までを駆け上るタイムレース。

この時は7分47秒で、たしか4位だったかなぁ…。

この当時、世界中で駆け上り大会が流行っていて、世界選手権はニューヨークのエンパイアステイトビルディング。


このサンシャインは日本代表選考会を兼ねていて優勝者は世界選手権に招待されました。

だからこそ!の右はしに書かれたキャッチフレーズ、

『てっぺん取ったらニューヨーク』

なのですね。


順位的に微妙だったから翌年も狙ったんですけどね、全然ダメでした(笑)。


そして数年後、日本一高いビルがサンシャインではなく横浜ランドマークタワーになり、もちろん参戦。

結果は12分34秒でこれまた惨敗だったな。


どちらも楽しい思い出です。







今日の露出

 

本日(22日)発売の月刊ランナーズ10月号にお邪魔しております。

 

 

"ヘトヘト疲労"求めて「35km走」

という特集に1ページだけね。

30km走が大好きな皆さんに、という切り口です。

ほら、30km走ってよくも悪くも慣れませんか?

初めの頃はヘトヘトだったのに。。。

42kmのフルのための30km走、なのに慣れちゃった30kmを繰り返して「強くなる」ための練習になってる?フルに効くの?的な。


「慣れる」ためではなく「強くなる」ためのひと工夫を。。。

だって、強くなる時ってラクな慣れた練習の後ではなく、ヘトヘトを実感するような練習の後じゃない?

とか、色々と思うところがあるワケです。

 

あとはワタクシのウルトラ用ヘトヘト練習例を少し。。。


詳しくは誌上で。



15年目の補足(薄底シューズ論)

 

【5秒しかない方はこの下3行を読めば充分】

薄底シューズ→ちゃんと作られている

厚底シューズ→安く作られている(可能性がある)

シューズマーケットの構造上、昔からこう。

※ナイキとホカのレースモデルについては足を入れたことがないのでこの記事に当てはまるかどうかわかりませんので対象外。

 

 

『初心者なら薄底シューズを』

『ヒザが痛いヒトこそ薄底シューズを』

15年前、こんなトッピョーシもないことを言った自称インチキコーチがいました。

そいつの名前は岩本能史。

いかにもヤバそうな名前…。

 

さて彼の理論、あちこちで取り上げられ、賛否はともかくけっこう話題になったものです。

いわく、

 

◎ランのヒザ痛は着地衝撃ではなく、着地時に生じるヒザ関節のヒネリとネジレが原因

◎ゆえ、ソールが厚いほどヒネリとネジレが大きく厚底シューズは痛みの元

◎せっかく得られる自重と地面からの反発による推進力を厚いソールが吸収てしまう

◎ゆえ、同じ1m進むのに薄底より厚底の方が大きなチカラを要する

 

などなど。。。

 

ときは流れ、

初心者&遅いヒト→厚底シューズ

上級者&速いヒト→薄底シューズ

というルール、というか常識?はそこそこ薄れ、

「履いて気持ちがいいシューズ」

「走って楽しいシューズ」

「結果、また欲しくなるシューズ」

を選べばいいじんじゃないの?的価値観が生まれ、シューズ選択の多様化が起こり現在に至る、という今ココです。

 

さて、当時トッピョーシなき理論と言われた薄底理論を展開したインチキ岩本氏が15年のときを経て補足を発表したと聞きました。

品行方正な善良イチ小市民としてはいささか不本意ながら、以下インチキ氏本人のソレを代弁してみます。

 

 

当時、本心から必ずしも

◎薄底シューズ

×厚底シューズ

ではありませんでした。

出る杭は打たれる・・・、巨大シューズマーケット全体を敵に回すべきではないという弱腰対応とオトナの事情からこう表現せざるを得なかったのが半分、もう半分は単にそう確信していたから。

で、15年経った今、補足します。

厚底でもいいです。

もう一回、

 

『 厚底シューズもアリ 』

 

です。

あ、でも上でも書いたようにナイキのアレやホカのアレを指しているわけではありません。

この2モデル、足入れたことがないのでわかりません。

 

ということでここからペースアップしてまいりましょう。

 

これまで(少なくとも5年ほど前まで)は大手メーカーのラインナップ上、薄底こそがフラッグシップモデルでした。

例を挙げると、

アシックスならターサーやソーティとかかな。

 

フラッグシップモデルとは「そのメーカーの最上位に位置するモデル」のことです。

これはシューズ業界のみならず、様々な工業製品市場に存在する用語です。

例えばクルマ業界のフラッグシップモデルを他サイトからその説明文を拝借すると、

 

「展開されているモデルの中で特に力を入れて開発され、機能や性能、品質のすべてを持ち合わせて作られる一切の妥協のないモデル」

 

とあります。

 

ではこれをランシューズに当てはめたとき、フラッグシップモデルを履く(買う)ヒトはどんなヒトでしょう。。。

・速いヒト

・上級者

・お金をかける気がある

・過程より結果

・1秒、1mメートルにこだわるヒト

つまり『マジなヒト』です。

(もちろんマジではないヒトを否定しているわけではない)

 

『マジなヒト』に『すべてを持ち合わせて作られる一切の妥協のないモデル』を売るのです。

なぜなら求めるレベルが高いから。

だけでなく、『マジなヒト』は眼を持っている(場合が多い)から。

ニセモノは簡単に化けの皮を剥がされ、捨てられます。

だからこそメーカーは『マジなヒト』にフラれないよう開発費を目いっぱいかけ、製造にも妥協なくお金をかけたモデルを作って売ります。

 

一方、初心者や遅いヒト(悪いワケではありませんからね、もちろん)にはどんなモデルを買ってもらうか。

フラッグシップモデルの対局にあるモデルを表現する言葉はいくつかありますが、ここでは上品に『廉価版』としておきましょう。

廉価版とは量販店のワゴンセール商品、ABCマート向け商品などです。

(それらが悪いという訳ではありませんのでノークレームで)

 

それらのモデルは開発も自社ではなくOEMであることも普通で、つまりは開発費も製造コストも相当に抑えられたモデルたちです。

 

もうお解りの通りですよね。

薄底モデルを奨励した理由は、半分は冒頭で述べた理由と、もう半分は安い廉価版は性能が劣る(ゆえケガにも繋がりやすいし走力を発揮しきれない)からぜひフラッグシップモデルを履いて!と言いたかった、というワケです。

 

ですから、もしも厚いソールのシューズでも『ちゃんと作られた』モノであればまったく問題ないし、というより、もしかするとその方が薄底シューズよりも今のあなたの、そのレースに合っているかもしれません。

 

なぜ今、補足をしたかというと、今僕がレースや練習で履いているシューズは結果として必ずしも薄底シューズオンリーではなくなったからです。

もちろん、薄底シューズ以外のモデルを履くということはそのモデルも『薄底シューズ』ではないけれど『フラッグシップモデル』クラスの作りと性能だから、です。

(こんなヘナチョコランナーでも持っている走力を最大限に引き出してくれるのですから)

 

作っているシューズすべてがフラッグシップモデル(と同等の作りと性能)というシューズメーカーが存在するからこそ実現した話なのですけどね。

 

あ、薄々気づきました(笑)?

ここから先は宣伝?です。

 

5年目を迎えたOn、このメーカーちょっとおかしい。

全モデル、自社で開発し、速いも遅いも、マジもファンランも、全部同じように時間とお金をかけて、一番高いモデルも一番安いモデルも同じ工場で作っています。

これ、すごいことなんですよ。

フォルクスワーゲンも旧ビートルは本国ドイツではなく、人件費が安く信頼性がイマイチ(ごめんなさい!)のメキシコ工場でお手頃に作られていましたし、

昭和の家庭に必ずあったピエールカルダンの魔法瓶、まさかピエールカルダン氏が本気で作っていると信じていたヒトはいませんよね?

象印社が(丹誠込めて)作ったものにロゴをプリントして「ピエールカルダン、イッチョ上がり!」でした。

ついでに言えば、軽自動車が意気揚々と装着していたアンドレクレージュのおっとビックリ!アルミホイールだってそう。

 

もちろん然り。

このあたりは暗黙の・・・、ってやつです。

そんな訳で、このスイスのOnというシューズメーカー、ある意味相当非常識なのかもしれません。

だからこそ、ショップのOn売り場の陳列方法は、持ちタイム別でも上級、中級、初心者別でもないわけです。

 

と長くなりましたが、こんな感じで補足を締めたいと思います。

 

と岩本氏が申しております。

 

※Onの駒田氏による関連記事はこちら

 

おしまい!

 

 

 

 

 



ランナーの糖質制限について(のはずでしたが…

 

※時間をムダにしたくないヒトは読み進めないこと。

 

 

短周期でプチブームが訪れる『糖質制限』というコトバ。

自分的にどう解釈をしているか、ってコトを記事にしようとしたのですが、ちょっと先延ばし。

 

いや、発信する以上、ちゃんと自分、糖質とワタクシ本人との関係をDNA採取して各種遺伝子検査をしてこのテーマに臨んでいまして・・・。

結果、遺伝子によって糖質との関わりが4種類ほどあって、ワタクシ的には糖質依存に陥りがちな、それでいて『糖質の代謝』が苦手で、さらに隣のAさん(架空)は『脂質の代謝』が苦手で、逆隣のBさん(架空)は『筋肉が付きにくいタイプ』で、とかそりゃもう個人差いっぱいなことが判ったので、

「ひとくくりに糖質制限論とかダメじゃん」と思い、発信する気満々だったんですけど。

 

ちなみに検査結果によると自分、「ヒトの8番目の染色体に存在するルノアドレナリンホルモンの受容によって生じる脂肪の分解、燃焼に関与しているβ3AR遺伝子に変異がある」系の人物だそうです。

そう、どーでもいいですよね。

(ということでアナタにも他人からしたらどーでもいいアナタ個人の遺伝子事情があるのですよ。ここ重要)

 

例えば、糖質制限によって脂肪が使い易くなる、的なオハナシについても、実際走っているときの脂肪の温度は高くなるため、血中に流れ込み易いわけで普通の人の糖質制限とランのためのランナーの糖質制限はそもそも違うもの?

とか、糖質制限ランは結局「糖質が不足すると分解し易い自分の筋肉を食べちゃう」とか(これは間違いなく正解)、糖質摂取を制限することで結果単純にダイエット効果による体重減によってタイムが縮まってるだけで、糖質制限による体質改善という意味での効果ではない、と世間でひっそりと語られていることの正否・・・、というか実は「否」を中心に記事を書こうと思ったのですが、

 

今朝の気分で名字ランキングに変更しました。

明治安田生命が発表したあれ。

1位 佐藤

2位 鈴木

3位 高橋

4位 田中

5位 渡辺

 

これ、全国ランキングなのだけど、さっそく県内ランキングを発表した県がいくつか。。。

真っ先に福井県(←福井新聞の記事)が反応。

福井は1位から田中、山本、吉田、山田、小林だそうです。

ごらんの通り、驚愕に値するどうでもいい結果です。

 

と、全国ランキング発表に便乗して軽く悪ノリ反応を返す県がチラホラある中、その悪ノリ度が郡を抜いているのが・・・、

 

 

 

 

 

もう言わなくてもお判り。

沖縄県。

今日の沖縄タイムスの記事

 

案の定、1位から比嘉、金城、大城、宮城、玉城の順。

 

とここまでは他県と遜色ない反応ぶりなのだけど、ここからがうちなー魂の本領発揮。

自社の社員311人を調査、その結果を掲載。

1位から新垣、比嘉、宮城、金城、島袋と、これまた言語道断クラスのどうでもいい結果を公表。

まではまだいい。

 

が、あろうことかイチ民間企業であるこれまた超悪ノリ社風(CMからの個人的感想)で名高い『日進ホールディングス』のCMを引用するアリサマ。

 

ちょっと待って。

(くだらないのは解るけど)

まだブラウザ閉じないで!

内地の皆さんの多くは「日進ホールディングス?CM?」とキョトンとしていることでしょう。

きょうは8月14日、沖縄以外は浮かれたお盆期間。

お盆だからこそ、その浮かれた日進ホールディングスのCMをご覧ください。

(ぜひ音を出してご覧になることをオススメします)

こちら↓クリック。

ちなみにこの字幕、

【阿波根さ〜ん 仲村渠さ〜ん】

【あはごんさ〜ん なかんだかりさ〜ん】

と読みます。

 

そしてこのCMをご覧になったあなた、この日進ホールディングスが何を宣伝したいのか判りましたか?


よい夏休みを♪

 

 

 

 

 



夏、夜間走のススメ

 

夜間走、効果絶大です。ぜひ、お試し下さい。

 

 

もう少しちゃんと言うと、

 

『 夜、市街地 の 歩道 を使って ロング を走る 』こと。

(歩道であることがけっこう重要ね)

 

MY☆STAR東京のメンバーは毎年夏、スパルタスロンに向かうメンバーの練習として毎年この時期毎週末、東京〜小田原87kmの夜間走をしています。

(MY☆STAR沖縄では冬以外のウルトラ前)

 

その練習に便乗するカタチで

秋冬にトレイルに向かうメンバー、

秋冬100kmに向かうメンバー、

秋冬にフルに向かうメンバー、

永遠に世捨て人に向かうメンバー、

夏、完全オフを避けたいメンバー、

単に夜遊びしたいメンバー

が各自好きな区間を入れ替わり立ち替わり走ります。

 

なぜ夜なのか。。。

それは単純に、昼間では暑くて効率が悪いから、というただそれだけ。

別に夜から朝まで走ったからといって眠さに強くなる訳ではありません。

(眠さに強くなるにはRUN時の視力を矯正すること。このあたりはいずれ追々….)

 

ただ、結果として夜に長く走ることで思わぬ副産物があります。

今回、この記事のキモこそコレです。

もの凄く簡単に言うと、『 脚が強くなる 』ということ。

 

もの凄く簡単に言ってくれればそれでヨシ。という人は次のの部分まで読み飛ばしてください。

 

もの凄く簡単にではなく、その中身を知りたい人はこのままどうぞ。

ただし、もの凄く長いです。

 

 

さて、非ランナーとランナーの違いは本当にたくさんありますが、非ランナーからランナーになって1番最初に変わるモノ、なんでしょうか。

 

体重?

水分貯蔵量?

肺活量?

お肌の張り?

友達が減る?

ご近所の目?

 

いやいや、そんな時間がかかることではなく、ホンの2〜3回走れば出来上がってしまうモノがあります。

 

非ランナーは(歩行時も含め)着地の瞬間(正確には着地の一瞬あと)、膝などの関節を守るためと身体の沈み込みを抑えるために脚筋が収縮します

 

ところが、テキトーに2〜3回も走ればランナーとしてこの収縮に劇的な変化が現れます。

ランナーになると、これまで着地の瞬間(正確には着地の一瞬あと)だった脚筋の収縮が、着地の直前(個人差ありますが0.01秒前、路面の1cmほど上)に脚筋が収縮するようになります。

 

これを読んでいるヒトの99%はランナーでしょうから、今すぐ走ってみてください。

 

さぁ早く!モモの付け根外側に手のひらを添えて、はい走ってみて。

 

ほら!路面の1cm手前で着地に備えて筋肉が『 ぎゅっ!! 』っと硬直するでしょ?

それそれ!それです。

(単純ですよ。モノが飛んできたときに咄嗟に目を閉じる『反射』と同じね)

 

で、残り1%の非ランナーのヒト、今日から走ってください。

3回走るとそうなります。そしてご近所から怪訝な目で見られ、夜道を走ると前から歩いてきたお嬢さんがUターンしてあなたより速くダッシュして闇に消えます。

すごい進化ですね。

 

なんでこんなコトを知ってるかって?

走っていて不思議に思ったんですよね。

皆さんは思いませんでしたか?

よそ見をしていてうっかり路面を見ずに着地したとき、たまたま想定より1cmほど路面が高くて『お〜っ!』っと思わぬ衝撃が膝や腰に走ったりするじゃないですか。

 

「これ、もしかして着地に備えて事前に収縮してないか?」と。

 

で、トレッドミルと筋電図をセットして非ランナーとランナーに走ってもらったら  宍戸錠  案の定、仮説がいとも簡単にビンゴしたという訳です。

 

 

はい、戻ります。

つまり何気なく走っているとき、見るとはなしに見ている路面の状況を情報として脳が計算し、着地タイミングをはじき出します。

コンマ何秒以下のタイミングを、フルだったら約4万回前後も正確にはじき出して脚筋に伝達していたんですね。

 

ところが・・・、

夜、市街地 の 歩道 を使って ロング を走ると…..

夜で路面が見えにくかったり、歩道ですから路面の凹凸を認識出来なかったり、ロングだと目その他の疲労などが輪をかけ、その脳の計算に誤差を頻繁に発生させます。

 

つまり、着地収縮が度々行われず、着地になったり、着地のかなり前になったりと身体にとっては微妙なダメージが繰り返しかかるのです。

 

東京駅から15号線を横浜まで走ると約30km。

でも夜間走でこの区間を走ったコトのあるヒトは超納得でしょうけど、とても30kmとは思えないようなダメージを感じますよね?

それこそが上で書いた微妙なダメージの蓄積による、通常の30km走とは別次元のダメージの元だったのですね。

 

さて、図らずしてランナーになることで脳が高性能に身体を司ることを書いた訳ですが、もうひとつ、ランナーになって数回走ることで、その優れた脳の調整能力が身に付きます。

 

ここからは夜、ロングを走るメリットとはそれますので、不要なヒトはココからの黄色い文章はすっ飛ばしてください

 

ビデオカメラ、最近は手ぶれ補正機能が付いています。

脳も同じ働きをします。

 

非ランナーのヒトが走ると、信号機に付いている【地獄の3丁目】という地名看板や橋に差し掛かると目にする【三途の川】などの看板の文字はブレてなかなか読むことは出来ません。

一歩一歩目の位置が20cm前後も上下する訳ですから、目が静止した状態で看板が毎秒20cm前後も上下しているのと同じコトが発生している訳ですからそりゃ、読みにくいのは当たり前。

 

ところがランナーの皆さんはどうでしょう。

【横浜 30km】とか

【友達失くすまで3000km】とか

【世捨て人まで3万km】とか、

あの青い看板を普通に走りながら読むことが出来ますよね。

 

それもまた、目から入った情報を脳が計算してブレを補正して認識する能力です。

イチローさんがどこかで言っていましたが、外野手が走りながらボールを正確にキャッチ出来るのは、本来は目の上下動の分だけジグザグに波打って飛んでくるように見えるボールの軌道を脳が補正し、ブレを解消しているから、だそうです。

 

「うっそだぁ!」と思ったそこのあなた、手ぶれ防止機能をオフにしたビデオカメラをアタマしっかり固定し、キロ4半で市街地を走って前方を撮影してください。

どうなりますか?

「重たい」

はい!正解!

 

いやいや、そうじゃなくて。。。

そのようにして撮影した映像を再生して【友達失くすまで3000km】の看板を簡単に読むことができますか?

 

つまりそういうことです。

 

戻ります。

 

例えば。。。ホノルルマラソンに出たランナーの多くが経験する、

 

「初めの5km、絶対長いよね?」

 

というあれ、あれも同じですね。午前5時のスタートは真っ暗。

ヒトもいっぱいいて路面も非常に見えにくい。

設定よりも初めの5kmが1分近くも遅かったり、設定通りに走ったら思わぬダメージを感じた、というあれも同じです。

 

これに雨が加わるとさらに路面が「グレー」から「黒」になり、いっそう見にくくなってペースに影響するのです。

 

さて、今度こそ戻ります。

 

市街地の歩道を走る、というのもキモです。

ここでは信号によるストップ&ゴーが頻繁に起こります。

予測の出来るブレーキングならまだしも、時速10km(キロ6)走行からわずか10mで急にストップするということは「後ろ向き走」に使う筋肉を使う必要があります。

こんな筋肉は普通のRUNやレースではまず使いませんから疲弊も早いのですね。

 

メカニズムを説明します。

真っすぐダッシュしてきて真上に1mジャンプすることを想像してください。

「真上にジャンプ」ですから「真上にジャンプ」してみてください。

ところが真上どころか、まんま走り幅跳びの軌道になりませんか?

もし、ダッシュしてきて真上に1mジャンプするなら踏切時に後ろにジャンプしなければなりません。

 

ほら、テレビでやってるマッスルランキングのモンスターボックス(跳び箱のお化け)、あれこそが、ダッシュしてきてロイター板を利用して身体を後ろに跳ばす動き、です。

 

後ろに跳んでいるのになぜ後ろに跳ばないのか。。。

ダッシュしてきているからです。

ダッシュのスピードと後ろに跳ぶチカラを足して2で割って、あのように真上に身体を浮かせることが出来るのです。

と池谷くんが言っていたかどうかは知りませんが。。。

 

と、ここまで書いてきてなんですが、皆さんも読み疲れたことでしょうし、力学的な図なんかを多用してみようと思ったのですが、面倒なのではしょります。

 

 

トドメ………..じゃなくて ムスビ です。

レースでは大きな筋肉が動員されて展開されます。

が、徐々に蓄積するダメージによりレースが進むほど、大きな筋肉本来の働きが出来なくなってきます。

そこで、その大きな筋肉を補うためとペースを維持するために動員されるのが、この記事に書いた 市街地 の 歩道 を使って ロング を走る ことによるダメージを受け、結果それで鍛えられた筋肉たちです。

 

 

この脚こそがレースを走り切る『強い脚』なのですね。

 

では夜間走の注意点を少々。。。

距離、やみくもに長ければいいってもんじゃありません。

目的にもよりますが月間走行距離の6分の1程度がいいかと思います。

理由はこの記事に。

 

休憩について、例えば9月のスパルタスロンに直結させたい場合や秋冬の100kmや24時間走用に、というのであればやはり少なめの休憩回数と短めの補給時間が理想でしょう。多人数の場合、なかなか難しいのですが2時間〜2時間半、または20km〜25km程度に1回、10〜15分程度。

特に想定しているレースがない場合はもっとゆったりでもいいかと思います。

 

 

※補足

決して恒常的に夜を徹して朝まで走ることをオススメしている訳ではありません。

いわゆるオーバーナイト(オール)すると睡眠不足や時差ぼけによって、体調が通常の状態に戻るまで、

普通に2〜3日かかります。

なので夜間走はそれなりに「リスクあり」です。

理想はやはり日付が変わるまでにRUNを終わらせることかもしれません。

ま、たまには楽しいからアリですけどね。



Uberスゴい

 

いやぁスゴい。

Uber(ウーバー)

 

おとといの記事で海外レースのレンタカーについて書いたところ、

「レンタカー無理! かといってタクシーは不安だし徒歩とバスやメトロが私の交通手段」

という声がありました。

 

Uber、←4月までまったく知らなかったのだけど、スイスの会社に勤めていて1年のうち400日位海外を飛び回っているクルーのねもっつがUberを使った訳です。

「今頃?」という人にはごめん!なのだけどちょっと感動したのでUberを紹介。

 

Uber、何かっていうとタクシーに代って希望の場所にクルマで乗せていってくれるサービス。

全世界展開です。

アプリは↓

↑クリック

 

 

Uberの説明の前に。。。

海外のタクシーでイヤな想いをしたことありませんか?

遠回りされたり、料金ぼられたり、差別的な対応を受けたり、ドライバーが怪しかったり怖かったり失礼だったり・・・、

まぁ、極東の小国からノコノコ出てきて我がモノ顔で快適に過ごそう、ってこと自体、現地で必死に生活している人たちにしたらイラ立つ存在なのは解っているから、これはもう仕方ない、と諦めていました自分はね。

だからこそ、のレンタカー利用なのだけど、やっぱりご飯を食べに行けばアルコールも摂るし、突然の悪天候にも見舞われるし。

 

ちょっと話があっちこっち飛ぶのだけど、初Uberは4月のレースのとき。

空いた時間でエンゼルスタジアムに大谷選手の試合を観に行ったわけです。

野球観戦といえばビールはつきもの。

ゆえクルマはホテルに置いておいて、本来ならタクシーを呼ぶのだけど、年間400日ねもっつが「Uberで行きません?超ラクですよ」と。

そりゃ、年間400日&500ヶ国のツワモノですから流れに任せたわけです。

ホテルの入り口からねもっつ、スマホをピコピコ。

即座に

「黒のTAHOE(←車種)でナンバーが◎◎◎◎◎のナントカさんがあと2分で来ます」。

なにそれ?

いや2分しないでナントカさんの黒いTAHOEが目の前に到着。

そのホテルはディズニーランドから3kmという立地のため、ディズニー好きの宿泊客が多いのですが、到着したTAHOE からディズニーランド帰りと思われるアジア系女性3人が降り、入れ替わりで僕たち5人が乗りました。

ねもっつがペラペラと英語でドライバーと楽しそうに話すのですが、行き先を告げる訳でもなくただの世間話。

あっという間にスタジアムに到着。

TAHOEから降りました。

お金?支払った様子はナシ。

 

めでたく大谷選手を観てさてホテルへ、と多くの人の群れの中を5人で歩きながらねもっつピコピコ。

「あ、そろそろ来ます。今あの信号で停まってるあのクルマです」とスマホと道路を交互に見ながらねもっつ。

言われた通りの色と車種とナンバーのクルマが現れ、さっさとホテルに送ってくれて終了。

事前にクレジットカード情報を入力しているので支払い時のトラブルもなく、チップどーする?もナシ。

 

さて、どんな仕組みかというと・・・、

ここから下はUberのダウンロードサイトから画像を拝借。。。

 

アプリを立ち上げると・・・、

行き先を訊かれます。

お!?日本語じゃん。そーなんです日本語で訊かれ、日本語で行き先を入力すればOK。

 

 

と、このように周辺にこれらのクルマが走っていることが表示されます。

どのクルマに来てもらうかを決めると・・・、

 

現在地から目的地までルートと料金がこのように表示されます。

クルマを選ぶのは車種や、現在地からの距離で選べばいいのだけど、ドライバーの評価でも選べます。

ここ、ミソです。

ドライバーと客が互いに互いを評価する訳です。

だとすると客であるねもっつは次にどこかの国で利用するときに「乗せてもらえない」なんてことにならないように、車内ではいつになく品行方正に過ごします。

そうすることでドライバーからの評価が★★★★★になるわけで、品行方正の仮面をかぶったねもっつはしめしめってなもんです。

そして、もちろんねもっつもドライバーを評価します。

もしも★★★★★をくれたドライバーに対し、ねもっつがそのドライバーを★☆☆☆☆と評価したとしましょう。

その評価を見たどっかに行きたいUberを見てる人が「マジ?やばくね?」(←ナイスではなく真のNOの方)ってことでそのドライバーを避ける訳です。

もちろんドライバーはそんな評価をされたくないので、極めて感じよく、サービスに努め、安全に快適に送り届けるのです。

 

と、こんなシステムです。

試しに今、上のダウンロードサイトから落としてみはどうでしょう。もしあなたが都内にいたとしたら、そりゃもう大量のUberが周辺を走っていることが判るでしょう。

 

ま、そんな訳です。

でもこのねもっつの慣れた使いっぷりを見ていると、「これは年間400日&500ヶ国、海外(←Ibaraki)生まれのねもっつだからできるワザであって自分には無理」と思いましたとさ、自分。

 

ところがここから後日談があるんです。

先月、東京が39℃になった頃、世界中で嵐や山火事や高温といった異常気象が炸裂していました。

その日僕がいたアルバカーキも例外ではなかったわけです。

 

夜、メキシカンを食べに行ったんですね、徒歩で。

なぜ徒歩かはお店まで1kmほど?でお酒も飲むし。

ところが・・・、本場の雷雨ってスゴいっすよね。

バリバリ鳴なるたび、僕と里奈は窓の外を怖々見るのですが、店内の他の客ときたらもう全く視線ひとつ、顔色ひとつ変えず何ごともないような態度。

まるで、ジェット機が爆音で通過する那覇で観光客が首をすくめて上空を見上げるのに地元の人は我関せず、ってのと同じ様子ね。

 

で、使いましたよ。

初Uber

恐る恐るね(笑)。

 

行き先のホテル名を入力すると地図の上を1台が周辺を走っています。

初めてだし、迷わずタップ。

そうすると、3分で着くよ。

車種はフォードエキスプローラーでナンバーはPAL942と。

そして料金はご覧のように6ドル弱という表示。

(この表示、この段階で表示されていたのか支払い後表示されたのかは覚えてません)

 

あっという間に到着、で乗り込むと、

「ほらあれ!」と雷鳴轟くゲリラ豪雨にも関わらず、西の空には夕日、という極めて不思議な様子を指差し、「写真撮ったら?」。

優しいよね。

そうお互い。

だって少しでもいい評価がほしいから。

それじゃあまるで心が通っていないウワベだけの作り物の関係じゃん!とか思ったでしょ?

いーんです。世の中の99%は作りものの人間関係ですから(あ、自分だけ?)。

 

無事到着で、降りた後ドライバーにチップ上げる?

ってアプリが訊いてきたので上げたよ◎ドルね。

後で調べたらちゃんとカード決済されていました。

 

僕はアメリカでしか使っていないけど日本やアメリカのタクシーより確実に安いです。

だからホノルルマラソンでも使えるよ。

空港着いたら呼んじゃえば?

4、5人いたら直行バスより安いはず。


アメリカでは今、あと100年は安泰と言われていたタクシー業界が戦々恐々だとか。

そりゃそうでしょう。

あっという間に形勢逆転必至です。

 

まぁそんな感じ。

【Uber ◎◎◎(←行きたい国)】で検索してみて。

もちろん国内も。

個人ブログとかで色々情報が出てるから。

 

はい。次はちゃんとRUN関連の記事書きます。

 

皆さんよい週末を♪

 

 

 



4000日目と生春巻き

 

 

諸々大処分の真っ最中です
メダル、トロフィー、ゼッケン…


Facebookでちょこっと発信したところ、幸いメダル類の多くはゴミ箱行きを免れ、全国各地に飛んで行きました。

 

しかし大掃除や引越しでもそうですけど、発掘されたブツにいちいち見入ったり、感慨にふけったりとなかなかはかどらないものですね。

ふと、あるゼッケンに入った日付を見て、何となく頭の中で『おっ!?』と思い、計算してみると、おっと!今日からちょうど4000日前のレースでした。

 

僕にとっての直近にして最後の24時間走であり、最後の日本代表レース。
(今年24時間走やりますけど…)


カナダ、ケベック州ドラモンドビルで開催されたました。

表記がフランス語なのはケベック州が過去フランス領だった時期があり今でも公用語がフランス語だから。


前年に行われた第1回の神宮外苑24時間チャレンジで代表入りを得たのですが、レース結果は206kmと散々。というより(台北を除く)海外の24時間走は自分、どれもコテンパンで実はこの206kmが世界選手権での最高記録。

ベストより42kmも悪い結果。
理由は簡単で、世界選手権が行われるレース(に限らず海外24h)はどこもとてもタフ。
もちろん関家くんや大滝さん、工藤マミちゃん、稲垣すーちゃんなんかはどんなレースでも結果を出しているから単純に僕が弱いだけなんだけどね。


振り返ってみると、ベストは台北の400mトラック、セカンドは神宮外苑の1325m周回路、サードは未公認だけど学芸大学の1周645m?の周回路…。
どれも平坦でハンパなく走りやすいコース。
世界的にも極端に記録が出やすいと言われる台北と神宮外苑がワンツーなのだから自分、結局その程度の選手だったのでしょうね。

 

さて、このドラモンドビルのレース、例に漏れず超僻地での開催。
バンクーバー経由でモントリオールに入り、そこから延々とバス移動。
宿舎は現地の小学校の教室。
ベッドは廃材木を釘で組み立てた取りあえずモノ。
まぁみんな条件は同じたからそれでよし。

 

だからレース地には直前入りの直後出で、ベースにしたモントリオールでレース前後のほとんどの時間を過ごしました。
ベトナム料理美味しかったな。

世界どこに行っても必ずあるのがベトナム料理屋、中華料理屋、和食屋、タイ料理屋、韓国料理屋、インドカレー屋
その中でも最もオリジナルに近く、地域によってブレがないのがベトナム料理屋。


アメリカ東部はタイも中華もカレーさえもとにかく甘くすればヨシって感じで、見た目はちゃんと激辛トムヤンクンやテグタンクッパも口に入れると砂糖味。

にもかかわらず、ベトナム料理はフォーも生春巻きも基本ブレてないわけです。

 

ちなみに和食はというと…、
誰が作って誰が客かで大きく変わります。

和食はお金が取れます。
例えばチャーハンなら3ドル、ビビンバなら5ドルの所、玉子丼なら15ドル取れるわけですね。
なので中国人、韓国人の料理人達が似て非なる和を展開するわけです。
そんな店の見分け方は意外と簡単で、和食と謳いながらも餃子やシュウマイ、キムチやビビンバがメニューにあれば料理人が日本人ではない場合がほとんど。

あとは誰が客か。
日本人駐在員や移住者、日系人ならハズレは少ないかもしれません。
ところが客のほとんどが現地の人や白人観光客の場合………、
日本に入ってきたカレーが、ラーメンが、焼肉が独自進化という名のオリジナルの原型をとどめないシロモノに変化してきた過程と似たような道を辿り……、つまりは別モノな可能性があるわけです。


もちろん独自進化を否定しているわけではありません。
クロワッサンなんかはフランスから入ってきたのち、日本国内でオリジナルを上回る出来に進化させて逆輸入、本国に喜ばれたなんて例もあるしね。

 

そうそう、日本発の偉大なるニセモノをご存知ですか?
カニカマね。
ヨーロッパでカニサラダやカニチャーハンを頼むとかなりの確率でカニではなくカニカマです。
各国のスーパーにも『SURIMI』(←すり身という意味ね)という商品名で市民権を得ています。
現地ではニセモノではなく、SURIMIのホンモノという扱いです。

 

で、何が言いたいのかというと次の台風14号が『ヤギ』の命名されビックリな4000日目でした、というそれだけの書き殴り記事でした。

 

皆さんよい一日を。



海外レース 知っておくといいかも系

 

知ってるよ、と言われちゃうかもだけど。。。

 

知っていたら色々(時間やお金の面で)いいかも、というお話をいくつか。

例えば・・・、

現地空港に到着→入国審査→レンタカーオフィス→借り出して出発!

までの時間、下手するとこれだけで4時間!とかってことありますよね。

で、知っていると、というより知らないとマジで4時間かかるよ、って話から。

 

まず、時短や節約にはつながらないけど、うっかりするとかなり焦ることから。。。

北米(もちろんハワイもね)は入国にESTAが必要。

だから出発前に日本でウェブでESTA申請していざ出発!という流れを踏んでいますよね。

(ESTAは紙として発行されるものではなくパスポートのデータに保存されます)

 

【以下について加筆です。ESTAは1年ではなく2年有効です】

まずESTAの盲点から。

ESTAの有効期限は1年間。

「去年の12月にホノルル行ったときにESTA申請したから大丈夫」

と今年3月のLAマラソンに向けて出発したら成田で

「あなたESTAないよ」

と言われ大慌て。

「有効期限は1年で間違いないから今年の12月までは大丈夫のはず!」

と言い張ってもダメなものはダメ。

12月にESTA申請してからこれまでの間、もしかしたらパスポートが切れて更新していない?

結婚して姓変わってない?

その他パスポート番号を含むどんなことでも記載事項が更新、変更された場合、ESTAはその時点で失効です。

 

たまにいるそうです。

自信満々に空港に現れ、チェックイン・・・、のはずがESTA切れ。

はい、それ先月の俺(笑)。

 

幸い空港で食事をしてから出発する予定だったので時間は充分、お陰でその場でESTA申請ページにアクセス、20分ほどピコピコやって無事完了。

ちょっと焦りましたけど。

で、少しそれるけど普通に米国大使館のESTA申請ページ

でサインできればいいのだけど、本物そっくりの仲介サイトが複数存在するので要注意ね。

大使館のページだと確か14ドル?とかだけど仲介サイトだと仲介手数料を上乗せだれて法外(?)な料金を請求されちゃうよ。

 

さて、パスポートと言えば・・・、

例えばアメリカの場合、滞在期間がカバーできる有効期限があればOKなのだけど。。。

アメリカの入国審査の列、マジで2時間待ちとか当たり前。

それを解消するために導入されたのがAPCという自動入国審査機?とでも言えばいいのかな?銀行のATMみたいな機械。

これ↓ね。

 

もう2時間、3時間並ばなくてもこれで5分でOK!

やったぜ!長時間覚悟してたのに!

なのだけど、これってパスポートの有効期限が6ヶ月以上残っている人だけが使える機械。

それを知らないで「パスポートの残存期間は滞在期間分あるし〜」と操作していると・・・、

「アウト!なぜならあなたのパスポート残存期間は6ヶ月未満だからね」

という表示。

「マジで?6ヶ月ないと入国できないの?この旅はいったい・・・、レースむり?」

普通、相当慌てます。

が、大丈夫。

滞在期間をカバーしていれば入国自体はOK。

でも、6ヶ月ないとこの楽チン機械ではなく2時間、3時間当たり前の長蛇の列の先で入国審査官による手動の審査しか受けられないのです。

 

つまり、5人でレースに行きました。

4人は15分で入国完了→空港の外へ。

でも自分だけ6ヶ月未満のパスポートだったから2時間半もかかり、4人に大きな迷惑をかけてしまう、というこれ、よくある話です。

4月、レースでアメリカに5人で乗り込んだ俺、これやっちゃいました。

みんな待たせてマジごめんね。

ということでまだ6ヶ月以上残ってるから、とかケチなこと言わずに北米に入国の際はさっさとパスポートを更新してからね。

そのときは上でも書いたけどESTAも同時によろしく。

 

やっと空港の外に出ました。

海外のレース、何万人規模のフルマラソンなら別だけど大抵が空港から何10km、何100km離れた田舎で開催されること多々。

それがウルトラやトレイルとなると尚更。

ゆえレンタカー利用が当たり前になりつつあるのだけど、次、レンタカーについて。

 

海外で運転するには国際免許が必要ですよね。

これ↓

国際免許の盲点・・・、

これ、運転免許のように「運転していいよ」と証明してくれるものではなく、

日本語の運転免許を英語に訳した「この英訳は日本語の免許の記載内容と相違ないよ」と証明してくれるだけのもの。

つまり国際運転免許証というよりは日本の運転免許証の翻訳証といった方が正しいかも。

それが証拠に、現地では国際免許だけでは運転もできないし、レンタカーも借りれません。

ちゃんと日本語版(つまり日本の運転免許証)も持ってないとね。

 

というわけで、それだけのために会社を休んで2350円を払って発行しなきゃならないのです。

しかも有効期限はわずか1年。運転免許は3年か5年なのにですよ。

運転免許が3年か5年なら基本、記載内容が変わらないなら国際免許(の翻訳証)も3年か5年でよくないか?

毎年行かなきゃならないのってなんでだ?

 

そこで便利なのが・・・、

レンタカー大手のハーツがやっているサービス。

ハーツ運転免許翻訳フォーム

もちろん無料。

これに必要事項を打ち込めば国際免許と同じモノ。

信じられる?タダだよ、タダ!

しかもウェブで10分で終わっちゃう。

俺?もちろん試験場で国際免許を発行してもらったりしない。。

これ↓ね。これで充分。

(国によっては通用されない場合もあるので要事前確認ね)

さて、国際免許もプリントアウト(実際はスマホに保存)したし、空港を出たらレンタカーオフィスへ。

空港からレンタカーオフィスへは空港ターミナル内をグルグル回っている連絡バスに乗れば勝手に連れて行ってくれます。

空港によって違いがあるけど、連絡バスに乗らず徒歩で行けるところから15分ほど乗らなきゃならないところまでそれぞれ。

 

いずれにしても時差ぼけ&寝不足ふらふら状態でツラいのが次の関門。

レンタカーオフィスで延々並ぶこと。

下手したらキーをもらってクルマに乗り込むまで1時間なんてことも。

で、ここからは個人的な作戦なのだけど、これもやはりハーツレンタカーに頼りきるワケ。

(ハーツからは1円ももらってないからね)

ハーツには「ゴールドなんちゃら」という優遇会員制度があって・・、

もちろん無料。なんの資格も必要なくクリックしていけばいいだけ。

そのゴールドなんちゃらなんだけど、安くなるし、ガソリン満タンで返さなくていいし、と色々利点はあるのだけどそんなことは置いといてとにかく時短がスゴい。

連絡バスに乗る→連絡バスを降りる→電光掲示板を見る→自分の名前を見つける

そうすると自分の名前の隣に駐車位置が例えば『F−35』と書かれていて、そのままFエリアに向かって35番と書かれたブースに停まっているクルマに乗り込んで出発!

レンタカーオフィス並ばないでいいの?

うん、いいの。

スタッフとも会わずにクルマに乗ってエンジンかけて勝手に出発。

いいでしょ?

 

そこから先?

左ハンドル&右側通行に気をつけていってらっしゃいな!

レース頑張ってね♪

 

 

 

【 追記 】

レンタカーを返すときってメーターチェックや傷チェックをスタッフがするでしょ?

それもなし。勝手に返却エリアに乗り捨ててレンタカーオフィスにも寄らず、連絡バスに出発ロビーまで乗せて行ってもらえば無事終了。

 

 



暑さ慣れ(暑熱馴化)

 

 

引き続き暑さについての記事です。

と思ったら東京21℃じゃん。超快適(笑)。

のど元過ぎれば文字通り「暑さ」忘れるワケで、今日のこの気候にテーマの暑熱馴化の記事なんかいらないか、とよぎったのですが台風13号が去ればまた猛烈な残暑に見舞われること必至なので続行しますね。

 

の前に・・・、

昨日不用意にアップした↓heat index↓について、何これ?という声が少しあったのでこれ、先に説明しますね。

どうでもいい人は飛ばしてください。

これ↓ね。

 

最上段の横軸が気温(残念ながら華氏表示°Fです)

最左列の縦軸が湿度(これは日本と同じ単位『%』です)

で、例えば気温95°F(35℃)で湿度50%だったら↑の最上段95と最左列50%の交わった所の数字『107』が実際の体感的な温度だよ、というように見ます(ちなみに107°Fは41.7℃)。

では、華氏100°Fって摂氏何℃なの?または摂氏30℃は華氏何°F?の換算サイトはコチラです。

 

 

さて、せっかくなので昨日の記事で出した7月23日の東京と那覇の例を↑のheat indexに超ザックリですが当てはめてみましょう。

 

A・最高気温39.0℃ 最低湿度32% ←東京

B・最高気温31.7℃ 最低湿度72% ←沖縄

 

東京

 

那覇

 

というように実際の感覚としては東京が104°F(40℃)、那覇が106°F(41°F)となります。

もはやどっちがキツいというレベルを超えて尋常ではないのは判るのですが、実際両地点で7℃以上も差があるのに湿度の関係で体感的には逆転現象が起きている、ということが見て取れます。

 

それますが4月に僕が走ったBadwater salton seaは気温38℃(100°F)でしたが湿度が20%と低かったのでこのheat indexに当てはめると体感的にも38℃となり、上の両地点よりもはるかに快適に走れていたことになります。

 

 

さて、本題の暑熱馴化についてです。

ここから先は一般的に医学の世界で言われていることと大きくズレることも多々なので、ご利用は計画的にお願いします。

まず、そもそも暑熱馴化は何かですが、

「暑い時期に暑さに対応するためにするためのものではい」

のです。

ですから、

「6月の東京に住み、このまま東京に住み続けながら8月の東京でのレースに備える」

ためのトレーニングは暑熱馴化ではありません。

少し乱暴な言い方ですが、住み続けて走っていれば勝手に馴化しますし、特別なことは必要ありません。

(一応補足すると、練習は日射がない夜だけでレースはぴーかん、とかはなし。ちゃんと昼間も日を浴びて走ることが前提)

 

スポーツ界における本来の意味での暑熱馴化とは、例えば日本では冬である12月に暑いホノルルマラソンに行ったり、やはり冬である12月に東京からNAHAマラソンを走りに行く、という場合に行う暑さ慣れが暑熱馴化です。

またはまだ身体が暑さに慣れていない4月2週に突然30℃近くにまで上がる長野マラソンやかすみがうらマラソン、6月のしばまた100kやサロマ湖ウルトラなど突発的に高温になるレースに対してもそうです。

さらには、ちゃんと30℃ある夏の日本から45℃とかになる欧州のレースに行く場合なども暑熱馴化といえるし、必要だと思います。

 

では暑熱馴化の目的は主に、

・汗腺の開通度アップ

・水分貯蔵量アップ

・水分吸収速度アップ

です。

細かいことを言えば、突然の日射に対応する日焼けなども暑熱馴化とは違いますが、レースの準備としては近いかもしれません。

上で同じ場所に住んで季節を追えば自然と対応できるので馴化は必要ないと書きましたが、この日焼けを例にとると、真冬の日本から突然南半球のリオの街を歩き回ったら大変ですけど、日本が夏でちゃんと日中ある程度紫外線を浴びていれば紫外線トラブルに対応しうる下地が出来ているので余程度を超さない限り問題ない、というのと近いかもしれません。

もちろん、汗腺や水分貯蔵量、吸収速度と紫外線対策は別物ですが、季節の流れの中で自然と馴化される要素もこのように多々あるのです。

 

ここからはある程度走る僕の個人的な感覚と周囲を観察してみての予断が多く混ざるのでアレですが、日常的に走っていれば(週2回、月間150km程度)多分アタリです。

 

この

・汗腺の開通度アップ

・水分貯蔵量アップ

・水分吸収速度アップ

実際は2日あれば充分です。

医学の世界では10日〜2週間と言われていますが、多くのお医者さんランナーも体感的には2日あればよし、と言っています。

では方法として2日間で何をすればいいのかですが、

・レース開催時間に合わせてレースと同条件(出来れば開催地)で身体を冷やしながら、水分を摂りながらゆっくり30〜120分のジョグ

・レース開催時間と前後2時間以上(合計8時間程度)をレースと同条件(に近い)環境で過ごす

こんな感じでしょうか。

(ミネラルは?とかウェアは?とかは論点が違うので触れません)

 

そんなんでいいの?

と思われそうですが、これは目的である

・汗腺の開通度アップ

・水分貯蔵量アップ

・水分吸収速度アップ

を図るためのもので、暑さに強くなるとか暑さを苦にしなくなることが目的ではなく、生理的に「走れる」状態にする、という意味です。

というのも、後で触れますが暑さに強くなるとか暑さを苦にしなる、というのはほぼ先天的な身体の性能の部分なので鍛錬でどうにかできるほどの伸びシロは期待できるレベルのものではありません。

 

↑な感じで最低限、(その人の夏場の潜在能力の範囲で)走れるようになるというレベルです。

そして上で触れなかったもう1つの目的が実はけっこう重要です。

 

・暑さに脳がパニクったことによって発せられるストップ信号をよりエグいレベルまで出させないようにする

 

ことです。

走っていれば冬場でも体温は40℃を超えます。

血液は43℃で凝固し始めます。

血液温43℃まで走り続ければ多分死にます。

もちろん、人の身体にはセンサーがついていて四六時中血液温度を監視していますし、血液温度を下げるための機能がいっぱいです(それらに直結するのが上の3要素でもあります。というか、そのためにこの3要素をアップさせるのですが)。

それますが、そのセンサーは後頭部下部にあり、頸動脈や、頭の内部の血管など近くを流れる血液の温度を見張っています。

もし、そこを流れる血液の温度が43℃に近づく危険を察知したらどうなるか・・・、

「暑いだるいキツい重いもうイヤ」

「歩きたい止まりたい座りたい眠りたい」

「やめたいやめたいやめたい」

という信号をガンガン発信してその「身の危険に近づけようとしている運動」、つまりランをやめさせようとします。

昨日の記事のリンクでも紹介しましたが、首を冷やすと気持ちよく走れたり、レース中のシャワーで生き返るのはそのセンサーが安心してゴーサインを出すからです。

 

ただ、この暑熱馴化を行うことで「ある程度」(人によって大差があります)はセンサーが過剰反応をしなくなり、「走るのやめろ!」という信号を出すタイミングをもう少しエグいレベルになるまで待ってくれます。

これも大きな目的のひとつです。

 

と、これで以上なのですが事例を挙げて終わりたいと思います。

 

2010年にBadwater135という50℃当たり前という135マイルのレースに出ました。

惨憺たる結果はご存知の方も多いと思うので省きますが、過去7回の僕のBadwater135では最悪のリザルトでした。

では暑熱馴化をどのようにやったのか・・・、

7月に行われるレースゆえ、鍛錬機は3〜6月。

当然日本では暑くなっていません。

そこで6月の終わりに2週間ほどオアフ島で暑熱馴化合宿をしました。

もうお分かりですよね。

気温は高いけれど、日本の梅雨時の方が湿度が低く乾燥したオアフ島よりはるかに暑さ対策になります。

つまり僕は暑熱馴化合宿と称した避暑合宿を行っていたのですね。

その後、6回ほどこのレースに出ましたがスパルタ優勝者、24時間走世界チャンプなどそうそうたる面々が走りましたが、ほぼ例外なく現地入りはレース2日前です。

それぞれ30℃の生活圏で練習をしてきているとはいえ、やはり50℃は別物、せめて1週間は早い方がいいのでは?とも思いますが、あのレジェンド、ブラジルのヌネスでさえ冬のサンパウロからも2日前でした。

彼らがそれで充分順応したかどうかは、2度目、3度目の参戦でも2日前入りだったところを見るとおそらく問題なかったのでしょう。

また、このレースの長い長い歴史の中で参加者たちが経験則で構築してきたノウハウもまた2日前入りがスタンダードです。

(中には1日前入りというビックリなランナーもいますが)

 

ちょっと待って、それってトップアスリートの話じゃなくて?

いい質問です。

このレース、参加するには1台のサポートカーと2人以上のサポートクルーを付けなければなりません。

ランナーはある程度のツワモノどもですが、クルーはジョガーだったり、選手の家族だったり、と割と普通の人たちです。

着いた瞬間はパニクってますが、朝6時頃に起きて35℃くらいの中を普通に朝ランしたり、レース中も焦がされたアスファルトの上を場合によっては選手以上に走り回るのです。

馴化期間は選手と同じ2日間。

まぁ、そんな感じです。

 

最後に、暑さには強くなることも馴れることもなく、ほぼ先天的適性、ということについてですが・・・、

と思ったのですが、めんどうなので今日はこれでおしまい。

また書きます。

(気が向いたら)

 

 

 



暑さと対策、再び。。。

 

(この記事、話があっちこっち飛びます)

 

日本中を襲っている猛暑。こんな時のRUNは・・・。

せっかく暑いのだから、この中を走ることで、

・暑さに強くなる

・走力が上がる

・精神力が鍛えられる

とお思いのあなた、それ本当?

 

トップアスリート(実業団や箱根チーム)は暑さを避けて避暑地を走っています。

もし、

・暑さに強くなる

・走力が上がる

・精神力が鍛えられる

のであれば、彼らも避暑地には行かないですよね。

 

残念ながら暑さの中では練習効率は下がります。

でも、トップアスリートでもない限り避暑地で走ることは普通ムリ。

であれば、暑い中を少しでも効率的にかつ快適に走りたいものです。

使い古しなのですが、暑さをうまくコントロールするだけで劇的に変わるよというこの記事を再度アップしておきます。

(↑かつて奥武蔵ウルトラマラソンは8月の暑い時期に行われていました)

 

ちょっとした工夫でけっこう変わりますのでお試しください。

 

 

猛暑列島、とかく気温ばかりがクローズアップされていますが、大事なのは気温よりも湿度です。

A・最高気温39.0℃ 最低湿度32%

B・最高気温31.7℃ 最低湿度72%

これ、日照や風が同じだった場合、走るのはどちらがラクでしょうか。

主観(私感?)になりますが、Aの方がラクです。

おそらく同じ環境を作って交互に走り比べることが出来たら、皆さんもそう感じると思います。

 

↑の数字、適当に作ったものではなく実は7月23日の東京と那覇のデータです。

Aが東京、Bが那覇です。

同じ気温だったら湿度がより低い方がもちろん快適。

ですから、気温にばかり目を向けるより、湿度も判断材料にしてみてもいいかと思います。

最近では「体感温度」や「不快指数」という気温とは別の数値で語られることも多いですよね。

それらの方が実際に走ったときの感覚に近いはずです。

ちなみにこれ↓、例えば「気温35℃だけど湿度が30%だった場合、感覚的には何℃くらい?」というチャートです。

「ワケわからん」な場合、無視してください。華氏表記だし。

 

僕の場合、たまたまここ数年デスバレー、東京、那覇の真夏を経験しているので、ラクに走れる45℃と重く苦しい30℃のナゾが湿度(風向きと比例するケース多々)なのだということを実感を大きくともなって気付くことができました。

 

1984年、ロス五輪のマラソンは30℃を超える酷暑マラソンと恐れられました。

そこで瀬古さんは同じ30℃なら、と環境を変えずに東京での居残り練習を選び、直前にロス入りしました。

結果は皆さんご存知の通りです。

これなんかは気温重視の湿度無視が招いた悲劇かもしれませんね。

 

次回は最近よく耳にする暑熱馴化について書きましょう。

(巷で言われているような「暑熱馴化は10日〜2週間かかる」は多分ウソ)

 

 

※ご利用は計画的に